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プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」全曲(カラヤン) [クラシック音楽]

プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」全曲(DVD版)
     蝶々夫人:ミレッラ・フレーニ(S)
     ピンカートン:プラシド・ドミンゴ(T)
     スズキ:クリスタ・ルートヴィヒ(M)
     シャープレス:ロバート・カーンズ(Br)
     ゴロー:ミシェル・セネシャル(T)
     僧侶:マリウス・リンツラー(Br)
     ケート・ピンカートン:エリケ・シャリィ(M)

     ウィーン国立歌劇場合唱団
     ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮
     シナリオ:ジャン=ピエール・ポネル:演出・装置
     1974年1、9月(録音)、1974年11、12月(映像)

すっかり忘れ去られていた”クラシック音楽”カテゴリーの更新(汗)。
いや、音楽はちゃんと聴いていたんですよ。
ただ、ここ数ヶ月オペラを聴く(観る)のに偏向していて、
そうなると気軽にレビューを書くという感じでもなく、
ちゃんと長文で書くのもアレで・・・・・(爆)。

で、なんとなく気が向いたので今回はカラヤンの新盤の方の「蝶々夫人」を。
普段はドイツオペラばっかりでイタリアオペラは聴かないんですけど、
これ、CDでは以前から持っていたんですが最近DVDを衝動買いしまして。
元々セッション録音だったし、舞台公演とは違う感じの映像だろうなあ
というのは承知していましたが、やっぱりオペラの映像化は舞台収録
(か、それっぽいもの)に限るなぁ、というのが正直なところ。
演奏はCDで何回も聴いて慣れ親しんだもので、カラヤンのねちっこい
指揮ぶりが作品に見事にはまった名演だと思いますが、
ピンカートンのドミンゴはCD版のパヴァロッティの方がしっくりきますね。

さて、問題は映像の方。
誰だ、あんなメイク教えたの。
あの蝶々さんはちょっと怖いぞ、さすがに。
ちゃんと日本人のスタッフ使えばいいのに。
演出も欧米人が見たら良いものなのかもしれないけれども、
我々日本人が見たら滑稽なパロディ・ドラマにしか見えんなぁ。
確かに衝撃的なシーンが盛り沢山で間違いなく記憶に残る作品ではあるけれども、
しかし、「これって何のジョークだ」的な演出が山盛り。
ピンカートンってあそこまで馬鹿っぽくていいのか(笑)。
お話が重たい内容だけにちょっとねぇ。。。。。
しかし、幕切れの蝶々さんの自害シーン、あれは衝撃と共に説得力ありました。
(世評では賛否両論みたいですが。)
あのシーンと、字幕ありでオペラを楽しめる、というだけでも
このDVDの価値はあるかな、とりあえず。

さて、気がつけば12月ももう1/3を過ぎ、
毎年年末恒例でやっているベートーヴェンの「第九」特集どうしよう?
やろうか、やるまいか。。。。。
気が向いたらちょろっとやるかもしれません。
あくまで気が向いたらね。

プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》 [DVD]

プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • メディア: DVD


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