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マーラー 交響曲第5番(ノイマン) [クラシック音楽]

マーラー 交響曲第5番
     ヴァ-ツラフ・ノイマン:指揮
     チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     1993年3月16-20日

基本前回の「復活」と同じような演奏だけれども、
いくらなんでも「エグ味」が無さ過ぎのような気が・・・・・。
能天気に過ぎる、とは言い過ぎかもしれないけれども
全編幸福感に包まれ過ぎ精神の奥深くでうねるような感情に乏しく
さすがにこれではマーラーを聴く楽しみが半減。
そんなわけでアダージェット~フィナーレはなかなか良いけれども
1楽章は物足りなく、3楽章はこうなってしまうとただただ長いだけの
退屈な音楽になってしまう。
ノイマンの旧盤の評判がものすごく良いけれども、
そんなにこの新盤と違うのかな??

それにしてもマーラーの5番ってひょっとして難曲?
マーラーの弟子、クレンペラーは演奏すらしなかったし、
ワルターの5番はいかにも薄味で物足りなく、
シェルヘンはとんでもカット盤のライヴ録音の珍品を生み出し
(モノラルのスタジオ録音盤は名演!!)
バーンスタインは新全集の中でも飛び切りのオドロオドロしさを恥も外聞も無くさらけ出し、
小澤もラトルも5番はイマイチピンと来ない。
爆演系のテンシュテット、コバケンは少々曲との相性に「?」が付くし、
いやはや、マーラー指揮者にとって5番って結構難物なのかもしれない。
ん?
そんなこと思っているのは自分だけ??

マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲第5番

  • アーティスト: チェコ・フィルハーモニー管弦楽団,マーラー,ノイマン(バーツラフ),ティルシャル(ズデニェク),ケイマル(ミロスラフ)
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1994/01/21
  • メディア: CD


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