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ベートーヴェン 交響曲第4番、序曲集(ケルテス) [クラシック音楽]

ベートーヴェン 交響曲第4番
         レオノーレ序曲第3番
         コリオラン序曲
         エグモント序曲
     バンベルク交響楽団
     イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
     録音:1960年頃

普通に過不足なく愉しめる名演。
正直ドヴォルザーク以外のブラームスもシューベルトもモーツァルトも
いまいちケルテスの演奏はピンとこないんだけれども
(別に悪くはないと思うけど・・・・・)、
このベートーヴェンは手放しでお勧めできる。
意外にオーソドックスな演奏で特別な驚きはないけれども
安心して音楽に没入できる。
きちっと折り目正しく演奏していて音楽は停滞することなく
若々しい推進力、瑞々しさに富んでいて、響きは十分ズシンと重心が低い。
スタンダードな演奏としてまずは理想的なもの。
モーツァルトもこんな感じでやってくれたらもっとよかったのに。
オケの差かな??

4番もよかったけれども、それ以上に序曲の3曲が抜群に素晴らしい。
こちらは4番同様古典的な造形の中にケルテスお得意のロマン派っぽい
味も散りばめられて踏み外さない程度の適度な激性が聴いていて心地よい。
フルトヴェングラーはやり過ぎだろう、っていう向きにはお勧めな演奏。

ベートーヴェン:交響曲第4番

ベートーヴェン:交響曲第4番

  • アーティスト: ベートーヴェン,ケルテス(イシュトヴァン),バンベルク交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD


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