ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第7、9番「クロイツェル」(諏訪内晶子) [クラシック音楽]
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第7、9番「クロイツェル」
諏訪内晶子(ヴァイオリン) ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
2008年1月14-17日
諏訪内晶子、待望のベートーヴェン!!
というわけで大きな期待を持って聴きました。
アンゲリッシュのピアノがいい!!
伴奏の枠を超えて堂々とした存在感を示していますね。
大きく踏み外すことのない正統派っぽいベートーヴェン、
この人のベートーヴェンのソナタも聴いてみたいかも。
で、肝心要の諏訪内ですが、これがどうも消化不良気味。
ギスギスしていると言うか、肩に力入り過ぎと言うか・・・・・。
これが録音のせいかどうかわかりませんが、
どうも響きが尖って聴こえますねぇ。
演奏自体もいかにも他人の土俵で相撲をとっている風で、
もしこれが「諏訪内のベートーヴェン」だとしたらちょっと残念。
シリアスでデモーニッシュなベートーヴェンを目指しているようで、
それがどうも小手先の技に聴こえてこちらにあまり訴えかけてこない。
しなやかで朗々と歌う様は聴いていて心地はいいんだけれども
そこを突き抜けた感動にまでは結びついていない感じ。
10年、20年後の再録音に期待ですかね、これは??
とは言っても期待が大きかっただけで決して駄演と言うわけではなく、
無骨で巨匠風ではない、スタイリッシュでスタンダードなベートーヴェンとして
諏訪内ファンは持っていても損はないのでは?
諏訪内晶子(ヴァイオリン) ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
2008年1月14-17日
諏訪内晶子、待望のベートーヴェン!!
というわけで大きな期待を持って聴きました。
アンゲリッシュのピアノがいい!!
伴奏の枠を超えて堂々とした存在感を示していますね。
大きく踏み外すことのない正統派っぽいベートーヴェン、
この人のベートーヴェンのソナタも聴いてみたいかも。
で、肝心要の諏訪内ですが、これがどうも消化不良気味。
ギスギスしていると言うか、肩に力入り過ぎと言うか・・・・・。
これが録音のせいかどうかわかりませんが、
どうも響きが尖って聴こえますねぇ。
演奏自体もいかにも他人の土俵で相撲をとっている風で、
もしこれが「諏訪内のベートーヴェン」だとしたらちょっと残念。
シリアスでデモーニッシュなベートーヴェンを目指しているようで、
それがどうも小手先の技に聴こえてこちらにあまり訴えかけてこない。
しなやかで朗々と歌う様は聴いていて心地はいいんだけれども
そこを突き抜けた感動にまでは結びついていない感じ。
10年、20年後の再録音に期待ですかね、これは??
とは言っても期待が大きかっただけで決して駄演と言うわけではなく、
無骨で巨匠風ではない、スタイリッシュでスタンダードなベートーヴェンとして
諏訪内ファンは持っていても損はないのでは?
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