シベリウス 交響曲第5、7番(カラヤン) [クラシック音楽]
シベリウス 交響曲第5、7番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮
1965年2月(5番)1967年4、9月(7番)
カラヤン生誕100年記念第5弾。
1、2番以外のシベリウスのシンフォニーの楽しさを始めて教えてくれた盤。
今ではちょっと芝居がかっているところもあって
ベルグルンドやヤルヴィなどの透明な響きの
演奏の方を好むけれども、わかりやすさという点ではこれが一番かも。
この演奏でしっかりと曲を覚えてから本場物に接した方が
とっつきやすいかもしれない。
カラヤン、ベルリンPOのコンビにしては響きが実に透明感溢れていて
5番などただ単に豪華絢爛な祝祭的な演奏に終わってはいない。
常日頃のカラヤンのようなしつこいくらいのレガートの粘っこさも感じられない。
カラヤンは「シベリウスを振るためにはフィンランドの大自然に接しなければ」と
言っていたそうで、それが果たして正しいかどうかはわからないけれども、
この演奏には確かにフィンランドの深く険しい森や山が感じられる。
ベストではないにしてもシベリウスの3番以降のシンフォニーは
とっつきにくいという人には今でも入門編としてお勧めできる盤だと思う。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮
1965年2月(5番)1967年4、9月(7番)
カラヤン生誕100年記念第5弾。
1、2番以外のシベリウスのシンフォニーの楽しさを始めて教えてくれた盤。
今ではちょっと芝居がかっているところもあって
ベルグルンドやヤルヴィなどの透明な響きの
演奏の方を好むけれども、わかりやすさという点ではこれが一番かも。
この演奏でしっかりと曲を覚えてから本場物に接した方が
とっつきやすいかもしれない。
カラヤン、ベルリンPOのコンビにしては響きが実に透明感溢れていて
5番などただ単に豪華絢爛な祝祭的な演奏に終わってはいない。
常日頃のカラヤンのようなしつこいくらいのレガートの粘っこさも感じられない。
カラヤンは「シベリウスを振るためにはフィンランドの大自然に接しなければ」と
言っていたそうで、それが果たして正しいかどうかはわからないけれども、
この演奏には確かにフィンランドの深く険しい森や山が感じられる。
ベストではないにしてもシベリウスの3番以降のシンフォニーは
とっつきにくいという人には今でも入門編としてお勧めできる盤だと思う。
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