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グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲 [クラシック音楽]

グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

ムラヴィンスキー、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(4:50)

ライナー、シカゴ交響楽団((5:17)
ゲルギエフ、サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽段(4:45)
スベトラーノフ、NHK交響楽団(5:14)
バーンスタイン、ニューヨーク・フィルハーモニック(5:25)
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何せ何かのカップリングに入っている曲なのでまだあるかもしれないけれども、
とりあえず所有しているのを覚えているものをあげてみるとこんな感じ。
この中でやっぱりムラヴィンスキーは別格。
スピードだけならばゲルギエフの方かわずかに速いけれども、
演奏の「格」では到底及ばない。
ムラヴィンスキーの凄いところはライヴでこのスピードでほぼ完璧な演奏をして、
しかもスピードだけに囚われることなく情感にも欠けていない点。
この点でゲルギエフ盤はメリハリに欠けて聴いていて面白くない。
スリリング感、高揚感に大きく欠ける感じ。
この中で他ではライナーがかなりいい線いっている感じかな。
スベトラーノフのライヴは乱れまくっているし
バーンスタインは速さだけでなく響き自体があまりに鈍重。

誰かこのムラヴィンスキーを超える演奏知っている人いないかなぁ?
速くて完璧で情感にも欠けていない完璧な演奏。
チャイコフスキー?ショスタコーヴィチ?
いやいや、この小曲だけで十分ムラヴィンスキーの凄さがわかりますよ。

ルスランとリュドミラ~超絶の管弦楽名曲集 他

ルスランとリュドミラ~超絶の管弦楽名曲集 他

  • アーティスト: レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団,グリンカ,ムソルグスキー,リャードフ,グラズノフ,ショスタコーヴィチ,ムラビンスキー(エフゲニ)
  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1997/06/21
  • メディア: CD


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コメント 2

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RAY

ムラヴィンスキーの「ルスランとリュドミラ」.そう録音があるとも思えないのでたぶん同じ音源ものを昔聞いたことがあります.これはすごいですね.恐ろしいほどの緊張感のある演奏です.以前はオーケストラは落ちたらシベリア送りだなんてジョークがあったくらいに(日本人勝手に言っているだけですが)驚きました.

20年くらい前かな?NHKでムラヴィンスキーのショスタコーヴィチ交響曲第5番の映像が流れたことがありましたが,ムラヴィンスキーは椅子に座って指揮棒を持たずに腕も振らない.指先を数センチ動かすだけで整然とオケがついてくる光景は異様でした.クレッシェンドもピアニッシモもすべて指先の動きだけ.なのにあの怒濤の迫力の演奏ですから.リハーサルはこわいんだろうな~と思いましたよ(^^)

実際の演奏だとデュトワ・フランス国立管がすごかったです.春の祭典がメインの日のアンコールにやったのですが,地の底からわき上がってくるような強烈なクレッシェンド.これはCDでは絶対に体感できないです.
by RAY (2008-05-09 08:08) 

haru

ムラヴィンスキーのDVD2枚組を2組持っていて、
これにリハーサルシーンがかなり収録されているんですが
あまり怖いという印象は受けませんでした。
(日本語字幕の翻訳のせいかもしれませんが、
でも口調も結構穏やかに感じました。)
どちらかと言うと懇切丁寧に音楽作りをしている感じで、
見ていて結構意外に感じました。

デュトワのライヴですか。
演奏内容もさることながら、アンコールにこの曲を持ってくる
自信は凄いですね。
いつもアンコールに「ルスラン」をやる時に思うんですが、
よくクタクタに疲れた状態で「ルスラン」をやる気になるものだなぁ、と。
やっぱりプロオケは凄い。
以前アマオケのアンコールでこの曲をやったのを聴いたんですが、
見事に空中分解していました(笑)。
by haru (2008-05-10 03:13) 

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