ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」(カラヤン) [クラシック音楽]
ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮
1970年9月15日、10月16日
カラヤン生誕100年記念第3弾。
カラヤン1回目のEMI録音の方の「ロマンティック」。
基本「ハース版」だけれどもいたる所に「改訂版」とも違うような
独自の「カラヤン的効果」のための改変あり。
久しぶりにこの演奏を聴きなおして確信した。
カラヤンのブルックナーが苦手な理由。
確かにカラヤンのブルックナーは壮麗で美しいことこの上ない。
ただ、その素晴らしい効果は「映画音楽的」なもので、
決してブルックナーとは相容れない関係だと思う。
今まではカラヤン流のレガート多用のキレのない響きが
気に入らない理由だと思っていたけれども、
この「映画音楽的な」大げさな音楽つくりがダメなんだと確信。
ワーグナーではこれがそこそこ成功していると思うけれども、
どこまでも清澄で深い響き、すっと一本芯の通ったブルックナーを
理想とする私がカラヤンのブルックナーに拒絶反応を起すのも無理のないことか。
これならば5年後のグラモフォン盤の方が響きは引き締まり
厳しさも加わってずっとブルックナーとしては楽しめると思う。
ただ、この新盤よりも6分以上も遅いテンポをとった当盤の方が
カラヤンらしいことは間違いなく、「カラヤンのブルックナー」を愛する人にとっては
こちらの方がずっと素晴らしい名演なんだろうとは思う。
・・・・・と、本当はもっと長文の記事を書いたんだけど、
UPする段になってエラーがでて記事が消えてしまい、
もう一度書く気力が失せてちょっと短文になってしまいました。
あしからず・・・・・。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮
1970年9月15日、10月16日
カラヤン生誕100年記念第3弾。
カラヤン1回目のEMI録音の方の「ロマンティック」。
基本「ハース版」だけれどもいたる所に「改訂版」とも違うような
独自の「カラヤン的効果」のための改変あり。
久しぶりにこの演奏を聴きなおして確信した。
カラヤンのブルックナーが苦手な理由。
確かにカラヤンのブルックナーは壮麗で美しいことこの上ない。
ただ、その素晴らしい効果は「映画音楽的」なもので、
決してブルックナーとは相容れない関係だと思う。
今まではカラヤン流のレガート多用のキレのない響きが
気に入らない理由だと思っていたけれども、
この「映画音楽的な」大げさな音楽つくりがダメなんだと確信。
ワーグナーではこれがそこそこ成功していると思うけれども、
どこまでも清澄で深い響き、すっと一本芯の通ったブルックナーを
理想とする私がカラヤンのブルックナーに拒絶反応を起すのも無理のないことか。
これならば5年後のグラモフォン盤の方が響きは引き締まり
厳しさも加わってずっとブルックナーとしては楽しめると思う。
ただ、この新盤よりも6分以上も遅いテンポをとった当盤の方が
カラヤンらしいことは間違いなく、「カラヤンのブルックナー」を愛する人にとっては
こちらの方がずっと素晴らしい名演なんだろうとは思う。
・・・・・と、本当はもっと長文の記事を書いたんだけど、
UPする段になってエラーがでて記事が消えてしまい、
もう一度書く気力が失せてちょっと短文になってしまいました。
あしからず・・・・・。
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