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強く 強く~ヴァイオリニスト・神尾真由子 21歳~ [クラシック音楽]

年末NHKでやっていたハイビジョン特集。(再放送??)
これも昨日ののだめ同様DVDにしてからちゃんと見ました。

今までの日本人ソリストにありがちな「生真面目さ」があまり感じられず
よく言えば人懐っこくとっつきやすい、
悪く言えば21歳にしてこの受け答えは??という感想。
もう少し「大人な受け答え」覚えてもいいと思うけど、
一見して変に「良い子ぶっている」キャラよりは
こういうざっくばらんで開けっ広げな性格の方が好きです。

今まであまりこういう人いなかったでしょう。

「ヴァイオリンが全てではない」
「オフの日までヴァイオリンの音聴いていたくない」
「お客のために弾いているわけではない」

「身も心もクラシック音楽に捧げています」というような
今までの優等生的日本人ソリストからは
こんな話ほとんど聞いたことないし。
で、一番興味をひいた話。

「演奏は古い文化財を修復するようなもの」
(ごめん、意訳。DVD見直せばいいんだけど、きちんと覚えてないです。
確かこんな話だったかと。)

要はあるものをそのまま復元して余計なことするな、ということなんだろうけど。
演奏者の解釈なるものを嫌うタイプなのかな?
でも演奏はかなり「解釈している」ものっぽいけど。
最近の本当に無機質でつまらない演奏家と
昔の「一見無機質、実は有機的」なトスカニーニやセルなんかとの
大きな違いみたいなものかな??
のだめで「楽譜に書き切れないことが山ほどある」と言っていたことを
思い出しながら感心して聞いていましたよ。

「誇大な解釈はしないけれども楽譜の裏の裏までしっかりと読み取る演奏家」

自分の信じる道をしっかりと突き進んでもらいたいですね。
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