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2台のピアノのためのソナタ(モーツァルト) [クラシック音楽]

モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
         アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501[四手ピアノ]
         四手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.381
         四手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K.521
             マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
             アレクサンドル・ラビノヴィチ(ピアノ)
             録音:1993年

「のだめ」の新春特番見ていたら
久しぶりに聴いてみたくなって取り出してみた。
ちなみに「2台のピアノ~」はこれ1枚しか持っていない。
なのであまり偉そうなことも言えないけれども、
どうもピンとこないなぁ。
映像付きのアドヴァンテージはあったけれども
TVで「のだめ」(ドラマの方)見ていた時の方がずっと感動したなぁ。

もうアルゲリッチの独壇場といった感じで、
合わせ物の面白みが全くなし。
ラヴィノヴィチがかわいそうなくらい影が薄い。
完全にアルゲリッチの伴奏者と化している感じ。
アルゲリッチのピアノは協奏曲20番の時よりは
ずっと好調で彼女らしく振舞っているモーツァルトだけれども、
果たしてそれが吉と出ているのかは甚だ疑問。
聴いていて面白いことはこの上ないけれども
どうもそこを突き抜けていないで小手先で弾いている感じ。
チャイコフスキーやラフマニノフ、ベートーヴェンなんかを
弾いている時に比べて芸術の高みまで達していない感じがするんですよ。
やっぱりモーツァルトとアルゲリッチ、合わないのかなぁ?
でもこのアルバム、世評は無茶苦茶高いので私の耳が悪いだけかも・・・・・。

曲はやっぱり愉しいですね。
「のだめ」では1楽章のみでしたが3楽章まで通して聴かないと
やっぱり本当の良さがわかりませんね。
アンダンテのしっとり感やフィナーレのチャーミングさと
短調に転調する時の心にしびれる歌心、
やっぱりモーツァルトはいいな。
他の「四手のための~」もこのアルバムでしか聴いたことないけれども、
聴いていて全く飽きることのない佳曲揃い。
特に「アンダンテと~」がお気に入り。
アルゲリッチ、快速テンポやアクロバティックな部分が
クローズアップされがちだけれども、こういうしっとりと
歌うところが実は意外に良かったりするのかもしれない。

この曲を聴くと「のだめ」が始まった~、っていう気になりますね。
久しぶりに「のだめ」の連ドラ見たくなったなぁ。
年末年始のDVD作りが一段楽したら見直してみようかな。

モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集

モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集

  • アーティスト: ラビノヴィチ(アレクサンドル) アルゲリッチ(マルタ), アルゲリッチ(マルタ), ラビノビチ(アレクサンドル), モーツァルト
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: CD


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