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ブラームス 交響曲第1番(のだめ) [クラシック音楽]

のだめカンタービレのアニメ版がとうとうR☆Sオーケストラの
デビューコンサートということでブラームスの1番を。

少し前まではフルトヴェングラー、北西ドイツ放送交響楽団(1951(L))を
聴いて満足していたものですがやっぱり音質的にちょっと物足りない。
でも、演奏自体は今もってベストに近いと思います。

では今何を聴いているかというと、ベーム、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
1975年来日コンサートの2日目の方。
この来日公演では後日もう一度ブラ1をやっていますが、
この1回目の方がしっくりきます。
基本的には変わりなくどちらも名演ですが、
こちらの方がより集中力が優れていると思います。
しっかり地に足が着いてびくともしない構築力の中、
指揮者、オケ共々燃え上がり方も尋常ではないですね。
スタジオ盤のあのもたれて枯れ切った演奏とは別人のよう。
その、このコンビによるスタジオ録音盤、1番に限らず
このブラームスの全集はどうも良くないですね。
世評は今もって高いようですが、どうも間延びしてしまりがないというか・・・。
3番だけかな、この全集で採るとしたら。
まぁ、ベームのスタジオ盤は煮ても焼いても食えないものが多いですけどね。

で、この来日公演での目玉はひょっとしたらストラヴィンスキーの「火の鳥」かも。
はっきり言ってあまり「それっぽくない」演奏ですが、おそらくほとんど
ストラヴィンスキーなんて振ったことがなかろうベームが来日公演でこの演目を
取り上げてくれた(しかも2回も振ってる!!)心意気と
天下の珍品としての価値に乾杯(笑)!!

NHKライヴ1975

NHKライヴ1975

  • アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ベーム(カール), ベートーヴェン, ストラヴィンスキー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 1999/12/01
  • メディア: CD


ブラームス : ハイドンの主題による変奏曲

ブラームス : ハイドンの主題による変奏曲

  • アーティスト: 北ドイツ放送交響楽団, ブラームス, フルトヴェングラー(ウィルヘルム)
  • 出版社/メーカー: キングインターナショナル
  • 発売日: 1998/03/27
  • メディア: CD


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