バッハ ブランデンブルク協奏曲第3、5番(フルトヴェングラー) [クラシック音楽]
毎週木曜日、テレビ東京で17:30から「リトル・アインシュタイン」という
ディズニー・アニメが放映されています。
うちの子供のお気に入りで毎週欠かさず観ています。
これはクラシックの名曲に合わせて子供たちが冒険(?)を
繰り広げていくお話なのですが、昨日の音楽はバッハの
ブランデンブルク協奏曲第5番でした。
それを聴いて上の子が「あ、赤ちゃんのおもちゃの音楽」だと一言。
最初は何のことかと思っていましたが、あ、あったあった、そういう遊具が。
ベビーベッドに置いて遊ぶやつ。
↓こんなの。
ぶら下がっている物を揺らすと音楽が出るってやつです。
しかし、これを使ってたのってベビーベッドに寝てた頃だから
せいぜい2歳くらいまでで、5年も前の赤ちゃんの頃のことを
よく覚えているもんだと変なところで関心。
子供にとっては当たり前のことなのかな?
それを思い出して、同時にその遊具の曲調と「随分違う感じだよな」と
思いながらその頃フルトヴェングラー盤を聴いたのを思い出して
久しぶりに取り出してみました。
ブランデンブルク協奏曲第3,5番
フルトヴェングラー(指揮、ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1950年8月31日ザルツブルク音楽祭ライヴ
やっぱり今日聴く洗練されたバッハとは無縁の、ロマン派の香り満点の
濃縮された「古き良き時代の」バッハです。
どこもかしこも粘着質で意思的でおよそバロック音楽らしくないですが、
私はこんなバッハも好きだったりします。
というか、この演奏(フルトヴェングラーのバッハ全般)を聴く時は
「バッハの音楽」を聴くというよりも
「フルトヴェングラーの創造した音楽を聴く」という姿勢に近いですが。
「こういう音楽を聴く」という姿勢で聴くとこの演奏はえらく
感動的だったりします。
純粋にバッハの音楽を聴こうとする方々からは非難ごうごうでしょうが(笑)。
ちなみに私が所有しているのは同日の「エロイカ」との2枚組ですが、
この「エロイカ」もなかなかの名演で、数多いフルトヴェングラーの
「エロイカ」の中でも上位に位置づけて良いと思います。
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番&第5番(1950年録音)
- アーティスト: フルトヴェングラー(ウィルヘルム), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ボスコフスキー(ウィリー), ニーダーマイヤー(ヨゼフ), バッハ
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2000/10/25
- メディア: CD
こんにちは。
フルトヴェングラーは、本当に(!)CDを持っていません。
本を読んだところなので、百聞は一見に如かずということで、これは聴かねばなりませんね。
それから、haruさんのブログを「読んでいるブログ」に入れさせていただきました。
by のすけの母 (2007-03-09 15:06)
>haruさんのブログを「読んでいるブログ」に入れさせていただきました。
こちらは断りもなく随分前から入れさせていただき申し訳ないです。
フルトヴェングラーの「エロイカ」は数が多すぎて困ってしまうんですが
どれか1枚ということでしたらとりあえずは1952年のEMIスタジオ録音盤を。
by haru (2007-03-10 03:40)