俳優デビュー！？

以前の記事でもひょっとしたら・・・という話をしていましたが、本当に映画に出演することになりました！

と言っても、もちろんエキストラとしてです（＾＿＾；

 

出演する映画は「バブルへＧＯ！（仮題）」。

 

内容としては・・・

バブル崩壊から十数年、景気回復などと言われているがまだまだバブルの交渉に悩まされている人々は多い。

そもそも、このバブル崩壊の原因を作ったのは１９９０年３月に旧大蔵省から通達された「不動産総量規制」。そう、その通達さえなければ・・・

と言うわけでバブル崩壊を止めるべく、タイムマシンに乗って大蔵省にＧＯ！

というのがおおざっぱなストーリー。

 

出演は

広末涼子

阿部寛

薬師丸ひろ子

伊藤裕子

吹石一恵

小木茂光

伊武雅刀

 （わかる範囲）

 

今回のロケでは、広末涼子（現代から１９９０年にタイムスリップしてきた）、阿部寛（大蔵官僚）、伊藤裕子（同官僚で阿部寛の彼女？）が来ていました。

 

ロケが行われたのは茨城県水戸市の県三の丸庁舎。ちょっと前まで県庁だった所です。

 

ここで旧大蔵省という設定の元で撮影を行いました。つまり、自分は大蔵官僚役です。

 

今回初めてエキストラをやることになったのですが、これがなかなか大変。

まず拘束時間が長い。この日は朝８：３０集合で、終了が１９：００。

それでいてほとんど出番がない。当たり前だけれど。

 

結果的に自分の出番は２シーンのみ。

それでも、映画好きな自分としては、例え自分の出番じゃないときでも「こんな風に映画って出来るんだぁ」という現場に立ち会えたことが非常に嬉しかったし、貴重な経験でした。

 

撮影現場。これは照明と音響の係。

 

基本的にはノーギャラですが、お昼は出ました。お弁当かなと思ったらいわゆるケータリングというやつで、給食みたいな感じです。

メニューは高菜ご飯にあんかけかた焼きそば、おつけものとわかめスープに麦茶です。なかなかおいしかった！

 

で、自分の出演シーンですが、最初はスタッフの人に「ここからここまで歩いてください」だけだったのでまだ気楽だったのですが、だんだん「このタイミングでスタートしてください」とか「途中で腕時計を気にする仕草をしてください」とかちょっとした小芝居を要求されたりして、かなり緊張しました。

特に、自分の出演シーンのうちの１シーンはとくに俳優さんとの絡みはなかったのですが、もう１シーンについては広末涼子と阿部寛が台詞のやり取りしているすぐ後ろを、広末涼子の事をチラ見しながら（なぜなら広末涼子のファッションは２００６年バージョンなので、１９９０年ではあり得ない恰好をしているから）通り過ぎるというちょっと高度な要求があり、なおかつ控え室で待たされるならまだしも、ソデで１時間近くも待機状態だったので、精神的にも非常に疲れました。

 

それにしても、いわゆる女優とか俳優と呼ばれる人を生で、しかも数十センチ単位の距離で見たのは多分初めてだったので、あらためて見てみると「人としての形の正しいバランスとはこうだったんだ」ということを知らされました。

目はぱっちり鼻はスッキリ、体はすらっとして、広末涼子・阿部寛が並んでいると二人とも人形みたいで、まるでリカちゃんとＧＩジョーが並んでいるようです。

ちなみにこの話を家に帰ってからしたら、嫁さんに「失礼な！バランスが悪くて悪かったわね！」と言われました。そんなつもりじゃなかったんだけれど（笑）

 

本当はもっと写真を撮りたかったんだけれど、現場は写真撮影禁止なので無理でした。

と言いながらも密かに撮った写真もあるのだけれど、いろいろ問題になるといけないのでやめておきます。

それから、出演俳優さんとの写真撮影、サインの要求なども当然不可です。

 

撮影は４／２９、４／３０、５／１と３日間行われるようで、自分はこの日（４／２９）のみの出演予定だったのですが、５／１のエキストラが足りないということだったので、結局５／１も出ることになりました。

次は誰に会えるかなぁ。楽しみ！

 

最後に、記念品をもらって帰りました。

「バブルへＧＯ！（仮）」Ｔシャツです。

コメント 3

何か面白そうな映画！！
公開が楽しみです♪そしたらぜひとも、がくさんをチェックですね（笑）
エキストラってノーギャラなんだー。
でもめったにない貴重な体験が　「お金で買えない価値」　なんですかね　(^_^)
by ぽんぽこぽん (2006-05-02 14:04) 

エキストラ出演の貴重な話、おもしろかったです。
普通に出演なんでしょうが、その普通がとても難しそうです。
それにしても撮影現場のそでで1時間待ちは疲れそうですね。
by くっさめ (2006-05-02 22:19) 

ども。コメントありがとうございます。
＞　ぽぽ　様
自分はチェックしなくてもいいですよ（笑）
基本的にエキストラはノーギャラのようです。交通費も出ませんでした。
でも、おっしゃるとおり、なかなか出来ない経験でしたので非常に楽しかったです。あと１０数年早くこの経験をしていたら、人生があらぬ方向に向かっていったかもしれません（笑）

＞　くっさめ　様
確かに普通に歩くと言っても、実際自分がどういうふうに歩いているのか、自分で確認する機会がほとんど無いので、意識すればするほど難しくなりますね。
撮影をするにあたっては、相当数のスタッフの方が動いて、わずか数十秒のカットを１時間以上かけて撮影することもあります。
そういうのを見ていると、こりゃあ失敗できないなぁというプレッシャーが相当ありました。
やはりプロの俳優さんてすごいんですね。
by がく (2006-05-02 22:53)