ジョディ・スウィーティン、薬物依存から克服するまでを語る [ジョディ・スウィーティン]
前回の記事の続きです。ジョディのインタビューの後半を訳しました。翻訳ミスがありましたらご指摘ください。
"Peaple Magazine"(アメリカの芸能雑誌「ピープル」)のリポーター・Jess Cagleはスウィーティンのキャリアにある見解を示した。
「子役スターになるという事は、同時にたくさんの子どもたちの中でも一番クールな子だと見なされる。高校に入った元子役スターはどうすればクールだと思われるのか?それはドラッグに手を出す事だ。一番手っ取り早くクールな子に戻るには、いっそそういう連中がやってる事と同じ事をやればいいんだ。それが、ジョディの身にも起こってしまったんだ」
そしてジョディは時々酒を飲むようになり、マリファナを吸うようになった。しかし彼女が20歳のとき、警察官の男性と結婚をするようになってからは更に深刻な問題を抱えるようになってしまった。crystal methamphetamine(覚せい剤の一種メタンフェタミンの粉末状結晶)を始めてしまったのである。
ドラッグは自分に悦びを与えたとスウィーティンは語る。ドラッグが体から抜けた状態になると、「空っぽになった気分になりました。まるで、体の中全部がなくなって空洞ができたみたいで、貝になった気分でした」とスウィーティンはそのときの状況を思い出しながら語った。
何とかして、彼女は自分の重大な過ちが含まれた秘密を周囲に隠そうと努力していた。
皮肉な事に、彼女が結婚した相手は警察官だった。夫は彼女の身に何が起こっているのかは全く知らなかったのだという。
「あの頃はまるで二重の生活を送っているようでした」
彼女はどんどん不安定な状態になってしまった。彼女の体重は100パウンド(約4.5kg)も減ってしまった。彼女を取り巻く人々―母親も含めて―はうすうす彼女の様子がおかしい事に気づいていた。
しかし、彼女は何事も順調でノーマルな生活を送っているようにふるまうように努め続けていたのでその頃は自分の秘密を知られる事はなかったと後に語っている。
ドラッグを始めて約2年後、ついにスウィーティンは友達の車の中で意識を失い、病院へと運ばれた。そして彼女の秘密は暴かれた。
それは彼女を知るすべての人が彼女が薬物中毒だと知った瞬間でもあった。
「それは私の家族と夫がすべてを知ったときでした。と同時に、私の決断のときでもありました。『Wow,私はずーっとこのままドラッグを続けて自分をボロボロにしてから死ぬか、それともまた違う別の道を行くしかないわね』と」
スウィーティンはドラッグ中毒を克服する上で2つの教えを受けたのだという。
「今までやってた事を捨てて違う道を選択するのは、決して遅くなんかないという事を教わりました・・・・それと、何かに情熱を注ぐ事も大切だって」
初めて手にした小さな成功から12年経った今でも、スウィーティンはショービジネスの世界(芸能界)に情熱を燃やしているという。
「私は世界中のどんなものよりも、ショービジネスの世界が好きです。うまく説明できないのですが、撮影のセットに入って自分の仕事をするのが大好きで一番興奮する瞬間なんです」
スウィーティンはFuse.TVが放送している突飛な新番組"Pants-Off Dance-Off"で仕事をする事をとても幸せに思っているのだという。
それは「フルハウス」とは全く違うタイプの仕事でもある。そのねばっこい感じに飾りつけされたリアリティーショーは、ダンスコンテストでもあるが信じる信じないは別にしてなんと音楽をかけながら服を一枚一枚脱いでいく番組なのだ。
スウィーティンはそのショーのクリップを見て夢中になっているのだという。
(※中略。省略した部分はジョディと同じように、子役出身でリアリティーショーに出演している芸能人についての説明でした)
スウィーティンはリアリティーショーに出る事を気に入っているのだという。
「私がこの番組の司会をする事は、自分で決めた事です。24歳になって(このような番組を)楽しむような年齢になったしね」
スウィーティンはまだ計画段階にあるインディペンデント映画の重要な役を得る事に望みを託している。また、彼女は別の映画のオーディションも定期的に受けている。スウィーティンは、自分は今とても良い状態だと強く思っているのだという。彼女が薬物中毒から立ち直ったのは―自分の情熱を追い求めるためだったのだ。
(終)
ニュースソース元:
A Child Star's Struggle With Addiction
「ステフの不安な夜」をかけながら翻訳してたんですが、ジョディの過去の映像を見つつ翻訳していて妙にやりきれない気持ちになったのは何故だろう。
↓第4シーズン予約受付中!
↓ジョディ・スウィーティンの代表作。