バイロイト音楽祭2006年 ワルキューレ〜ニーベルングの指環 [オペラ]
前の記事の流れで、今回は「ワルキューレ」から一幕フィナーレの部分を載せます。生中継ではなくて、録音放送からとったら、まずい箇所で切れていて、うまくつなげないので、きれたところからです。
ジークムント、やはりというか、ずっと前にベルリン国立歌劇場来日公演「魔笛」でタミーノだったときも、好きじゃなかったけど、ますますおじさん化が進んだみたいです。ワーグナー・テノールというのは、とにかく声が美しくない人が少なくないようです。
クリスティアン・ティーレマン指揮
タンクレッド・ドルスト演出
バイロイト音楽祭2006年7月 ネットラジオ
ジークムント:エンドリク・ヴォトリヒ
フンディング:カンチュル・ユン
ヴォータン:ファルク・シュトルックマン
ジークリンデ:アドリアンヌ・ピーツォンカ
ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン
フリッカ:ミッシェル・ブリート
おまけ:
バイロイト音楽祭1983年、ゲオルグ・ショルティ指揮、ピーター・ホール演出
ジークムント:ジークフリート・イェルザレム、ジークリンデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー
ジークフリート・イェルザレムの初ジークムントです。
「彼の同僚がピーター・ホール 演出、ゲオルグ・ショルティ指揮のバイロイト・リング、1983年新演出のジークムントを辞退したとき、ジークフリート・イェルザレムは説得されて、舞台でこの重いテノールの役に挑戦することになった。彼はウェルズングの双児役で大喝采を受け、このプロダクションの三年間を通してこの役を演じ、ドレスデンでマレク・ヤノウスキ指揮でこの役の録音もした」〜WE NEED A HERO
(彼の同僚とは、ペーター・ホフマンのことでしょう)
1幕幕切れ比較、ありがたいです。音楽は何度聴いても高揚しちゃいますね。
ヴォトリッヒのバリトンっぽい声は、ジークムントの声質としては本来的とも言えるのでしょうけど、ホフマンやイェルザレムと較べても声に突き抜けるような力とアーティキュレーションのメリハリに欠けるから、何だかデレッとして確かに「おじさんっぽい」かもね。彼はカタリーナのBFとか。
序にティーレマンも何だかデレッとしてますねぇ。ショルティがまた正反対でカチカチだし。
by 助六 (2006-08-20 07:55)
>声質としては本来的
なるほど。歴史は廻るですね・・・
.....ホフマン、コロ、イェルザレム、フランツかな?と来て、Uターン?
>デレッ
じゃなければ、いいんでしょうね^^;
by euridice (2006-08-21 06:17)
はじめまして。(*^_^*)
いつもkeyakiさんのブログから飛んできています。
このファイルはバルトークラジオのオンデマンドでダウンロードしたものでしょうか?
バルトークラジオのは1時間ごとに細切れにされているけれど、MP3Directcutというフリーソフトを使うと、簡単にしかも跡形もなく結合することができます。
詳しくは↓のサイトの、MP3Directcutというところをご参照下さい。
http://classicradio.hp.infoseek.co.jp/c/l/a/classicradio/cgi-bin/index.cgi?%b3%b0%c9%f4%a5%ea%a5%f3%a5%af
by tsukune☆彡 (2006-08-22 15:02)
tsukune☆彡さん、いらっしゃいませ。keyakiさんのブログではすれ違ってますね。フリーソフト、教えてくださってありがとうございます。Mac用はないみたいで、残念です。
by euridice (2006-08-23 07:29)