SSブログ

2009年の読書 目次 [日記(2009)]

img082.jpg
草柳大蔵 実録・満鉄調査部
★★★以上はお薦めです。ていうか、殆どお薦めですが・・・。

◆2009年 読了◆
・12月28日 高野和明 13階段 ★★★★★
  →元刑務官と傷害致死罪で保釈された元殺人犯の異色コンビが、死刑囚の冤罪に挑みます。重厚でエンタテイメント性十分なミステリー・
・12月17日 マイクル・コナリー わが心臓の痛み ★★★★
  →心臓移植を受けた元FBI捜査官のが、心臓を提供してくれたドナーの殺人事件に挑みます。ノン・シリーズ。
・11月23日 カルロス・ルイス・サフォン 風の影 ★★★★
  →スペイン・バルセロナを舞台に、稀覯本をめぐるミステリー&ゴシックロマン。面白いです。
・11月11日 宮尾登美子 春燈 ★★★
  →これだけ読むと面白くも何とも無いでしょう。』を続んでからにしてください。
・11月05日 浅田次郎 憑神 ★★★
  →七十俵五十人扶持の御徒士・別所彦四郎に憑いた神はなんと貧乏神。浅田流落語です。
・11月02日 ハインリヒ・ハラー セブンイヤーズ・イン・チベット★★★
  →第2次世界大戦末期、2人の登山家が訪れた秘境チベットの姿とダライ・ラマとの友情を描いたノンフィクション。
・10月21日 飯嶋和一 神無き月十番目の夜 ★★★★★
  →慶長年間、一村300人の村人は何故殺されねばならなかったのか?
・10月15日 NHK取材班・下斗米伸夫 国際スパイ ゾルゲの真実★★★
  →ソ連崩壊後の情報子公開により発掘されたソ連からみた『ゾルゲの真実』
・10月06日 飯嶋和一 雷電本紀★★★★
  →世情不安の天明期、不世出の力士・雷電が庶民の期待を背負って彗星の如く出現します。
・9月26日 池澤夏樹 母なる自然のおっぱい★★★★
  →自然の中で人間は如何なる存在か?を問う12の論考が納められています。ナチュラリストに特にお薦め。
・9月25日 火坂雅志 新選組魔道剣 ★★
  →新選組が千年王城の地京都の魔界を照らし出します。
・9月18日 F・ポール・ウィルソン 城塞(ザ・キープ)★★★
  →吸血鬼とナチス、B級ホラーの傑作です?但し絶版!
・9月07日 宮尾登美子 朱夏 ★★★
  →『櫂』で喜和に育てられた綾子のその後。満州の荒野で飢餓を生き抜く女の闘いを描きます。
・9月07日 トム・ロブ・スミス グラーグ57(下)★★★★
  →ブダペストの動乱のなかでレオが発見したものは?ロシア版・人間の条件。
・9月04日 トム・ロブ・スミス グラーグ57(上)★★★★
  →モスクワに帰ったレオとライーサに再び降りかかる苦難。『チャイルド44』の続編。
・8月30日 高村 薫 太陽を曳く馬(下) ★★★
  →高村版 カラマーゾフの兄弟 『大審問官』。
・ 8月19日 高村 薫 太陽を曳く馬(上) ★★★
  →『晴子情歌』『新リア王』に続く3部作完結編、高村版『罪と罰』。『マークスの山』辺りから読まないと面白くはないと思います。
・ 8月 7日 司馬遼太郎 古往今来 ★★★
・ 8月 3日 佐々木譲 笑う警官 ★★★
  →『道警シリーズ』の第1作。面白く無くはないのですが・・・。
・ 7月31日 松井今朝子 東州しゃらくさし ★★★
  →写楽誕生と失踪の謎に松井今朝子が挑みます。
・ 7月26日 ロバート・ラドラム 暗殺者(上) (下) ★★★★
  →映画ボーン・アイデンティティより遙かに面白く、ボーンの正体は遙かに複雑怪奇です。
・ 7月17日 松井今朝子 吉原手引草 ★★★★
  →吉原案内書の形をとって、名妓葛城失踪の謎が多面的に語られる時代ミステリーです。お薦め!
・ 7月11日  村上春樹 東京奇譚集 ★★★
  →いずれも喪失と再生を描いた短編集。
・ 7月09日 フランク・シェッツィング 深海のYrr (2)★★★★
  →種としての人類とは何か、いよいよYrrの正体が明らかとなります。
・ 6月28日 フランク・シェッツィング 深海のYrr (1)
  →2008年文春ベスト10です、長いです、登場人物が多いです。
・  6月18日 F・フォーサイス 神の拳 ★★★
  →ハイテク湾岸戦争に登場する古典的なスパイの活躍!
・ 6月07日 村上春樹 1Q84 BOOK2★★★★
  →BOOK1で思い切り謎とメタファーを投げましたが、その落としまえがつくのですかねぇ。
・ 6月03日 村上春樹 1Q84 BOOK1★★★★
  →万人向けかどうかは?ですが、ハルキ・ファンには文句なく面白いです。
・ 5月28日 宮尾登美子 ★★★★
  →15で女衒に嫁いだ喜和の『女の一生』、端正な女流文学。
・ 5月21日 沢木耕太朗 ★★★★
  →孤高の登山家、山野井泰史、妙子のヒマラヤ登攀を描いたノンフィクション。
・ 5月16日 ケン・フォレット レベッカへの鍵★★
  →『砂漠の狐』ロンメルの放ったスパイとイギリス軍防諜組織との闘い。
・ 5月09日 A.J.クィネル メッカを撃て★★★★
  →45のイスラム国家に住む10億信徒を支配する奇想天外な策謀とは?
・ 05月04日 飯嶋和一 始祖鳥記★★★★
  →江戸天明の時代に空を飛んだ日本人がいた。
・ 04月23日 トム・ロブ・スミス チャイルド44★★★★★
  →スターリン体制下のソヴィエトで起きた猟奇殺人事件。2008年このミス1位。
・ 04月18日 A.J.クィネル ブラック・ホーン★★★
  →クリーシィ・シリーズ第4弾、クリーシィ軍団が香港マフィアと戦います・・・。
・ 04月11日 A.J.クィネル パーフェクト・キル★★★★
  →『燃える男』クリーシィが帰ってきた!
・ 04月06日 J.R.R.トールキン 指輪物語 『二つの塔(上)』
  →いよいよヘルム峡谷の戦争です。
・ 03月24日 J.R.R.トールキン 指輪物語 『旅の仲間 (下)』
・ 03月24日 中野京子 ハプスブルク家 12の物語★★
  →世界史の復習にはいいかもしれません
・ 03月11日 J.R.R.トールキン 指輪物語 『旅の仲間 (上)』 (1) (2)
  →大作過ぎて★は付けられません。
・ 03月03日 猪瀬直樹 唱歌誕生―ふるさとを創った男★★★★
  →文部省・唱歌誕生秘話。歌い継がれる『故郷』『春が来た』は如何に誕生したのか。
・ 02月27日 半藤一利 永井荷風の昭和★★★★★
  →歴史探偵・半藤一利が荷風と歩く昭和。荷風爺さんのダンディズムはひょっとして今日的?
・ 02月18日 ジェイムズ・D・テイバー イエスの王朝★★★★
  →ナザレのイエスとは何者だったのか?福音書から史的イエスを描きます。
・ 02月15日 ダヴィンチ コード(1) (2)
  →ミステリーとしては★★だと思いますが、知的興奮度は★★★★★かも知れません。
・ 01月31日 岡田温司 マグダラのマリア ~エロスとアガペーの聖女★★★★
  →マグダラのマリアとは何者なのか?その成立と変遷を豊富な図版で解き明かします。
・ 01月24日 A.J.クィネル スナップショット★★★★
  →引退した戦場カメラマンが中東で撮ったスナップショットとは?
・ 01月14日 A.J.クィネル 血の絆★★★★
  →女性が主人公の海洋冒険小説。クィネルの人物造形は秀逸です。
・ 01月08日 藤沢周平 回天の門 ★★
  →稀代の『策士』清河八郎を描いた幕末歴史小説。

2008年の読書ノート
2007年の読書ノート

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0