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アンプ製作エッセイ 電源の勉強 [日記(2008)]


未だ理解できないところはあるのですが、回路はだいたいこんなイメージです。使う予定の真空管16A8は、同等管として6BM8(ヒータ電圧6.3V)、50BM8(ヒータ電圧50V)があります(と云うか6BM8が高価なため幾分マイナーな16A8を買いました)。6BM8で調べた規格ですが、↓の様です。

 5極管部を見ると、疑問だったスクリーン・グリッド電流はPと同じ200Vでいいみたいです。内部抵抗は22kΩと明記されています。負荷抵抗は5.6kΩですから、1次側5kΩの出力トランスでいいのでは?と思います。グリッド電流は-16Vです。

電源トランスは東栄変成器のZT03ESで2次側の出力電圧は200Vと220V。
出力トランスも同じ東栄変成器のT-850で1次側が0-3-5-7KΩ、2次側が0-4-8Ω。
『超3アンプ』をつくるつもりで買ったのですが、簡単なシングルアンプに方向転換します^^;。

↑の回路に合う電圧をどうやって作るか?ですね。
ヒーター電圧は交流の16Vですから、16Vのトランス買えばいいわけですね。問題はB電源です。
     
プレート:200V(5極管部)、100V
スクリーングリッド電圧:200V(5極管部)
グリッド電圧:-16V(5極管部)、0V(3極管部)何で?→後で調べます。

増幅の勉強も中途半端なのですが、ちょっと電源回路の勉強に浮気します。
●交流を直流にする

2極管、ダイオードは一方向しか電気を通しませんから、この機能で整流します。交流は1秒間に50回~60回+と-が入れ替わりますから、ダイオードを通すと直流(の様なもの)になるわけです。
整流回路というかやり方は、教科書には半波整流、両波整流、ブリッジ整流の3つが載っています。

こうなるのですね。200×√2=282Vの√2が今ひとつ理解できません(きっと最大値と実効値でしょうね)。平滑コンデンサの働きも?です。多分電流を「貯め込んではき出」して?間欠的な不完全な直流を直線に近い直流にするのではないかと想像します。出力電圧の282Vはダイオードの抵抗もあるので実際はもっと低くなり、ダイオード1本で約1V下がる様です。使うダイオードは逆耐圧が600V以上のものが必要とのことです。

こうなるのですね。ダイオードも1個増えたし山も詰まってきたので平滑の効率も上がると思います。

ダイオードがブリッジになっているいる?。この場合、ダイオードはが2個直列に入っているので耐圧は半波整流の半分、但しダイオードの抵抗は2倍となる、とのことです。

で、必要な電圧はどやって作るかというと、これも『Ωの法則』です↓。

これでいいんでしょうね。未だ『平滑』の理解が残っていますが、なんとか必要な電圧が作れそうです。
今日はここまで。


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