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アンプ製作エッセイ Ep-Ip曲線 (2) [日記(2008)]


 この回路のプレートに0V流れる場合と200V流れる場合を考えます。

↑の表から、負荷抵抗が30kΩで電圧降下が起き、プレート電流が0mAの時プレートに200Vが流れ、6.66mAの時0V流れることになります。実際に0mAとか0Vなんて無いでしょうから、これはグラフ上に話でしょうね。負荷抵抗が20kΩの場合の線を引けます。これを『ロードライン』と云うらしいです。負荷抵抗とプレート電圧が決まるとロードラインが引けるんでしょうね。20kΩの方が30kΩより傾斜が急ですから、低い電圧で大きなプレート電流を流せる?何のことか分かりませんが、そういうことでしょう。↓

 真空管の増幅率は、『プレート電圧の変化÷グリッド電圧の変化』 でしたから、プレート電圧が200Vと決まっていれば、このロードライン上で信号が働く範囲は↓の点線の範囲でしょう。

 グリッド電圧が-4Vを中心に-1V~-7の範囲で変化し、プレート電圧が50V~180V程度変化することになるんでしょうか。
 次はグリッド電圧に-4Vをかける『バイアス』ですね。


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