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アンプ製作エッセイ 真空管の増幅原理 Ep-Ip曲線 [日記(2008)]


 ↑のようなグラフがどの本にも載ってますね。これは、P電圧、P電流、G電圧を表したグラフで。G電圧変化させた時にP電圧、P電流がどう変化するするかを表しています。
G電圧が-6VであればP電圧200VのときP電流は4mA流れる、というわけです(数字はイイカゲン)。


 ↑でG電圧を-2Vから-6Vへ変化させたとき、P電圧とP電流がどう変化するかを見てみます。
G電圧が-2V→-6V変化すると、P電圧の100V→200V、P電流4mA→6mAへと変化します。電圧比では、100V/4V=25倍です。

教科書によると、
●電圧増幅率μ(ミュー)
μ=プレート電圧の変化÷グリッド電圧の変化   です。よって、μは25です。
これが、真空管が『増幅』するということなんですね!今更ながら納得。
さらに、『真空管は「電圧-電圧増幅素子」』らしいです。でも電流が減るのはどう理解したらいいのでしょう、マアいいか。

と思ったら教科書に書いてありました。
●電流の増幅率「相互コンダクタンスgm」
gm=プレート電流の変化÷グリッド電圧の変化
20mA÷4V=0.005(単位は(mho/モー))
コンダクタンス?wikiによると
『コンダクタンス(conductance)とは、回路における電流の流れやすさのこと。』
今のところそういうことにしておきます。

さらにプレート内部抵抗というのもあって
●rp (プレート内部抵抗)
rp=プレート電圧の変化÷電流の変化
100V÷2mA(0.02A)=50kΩ

μ、gm、rpを『真空管の三定数』というらしです。頭脳混乱の極みで、この辺りで次回とします。

これ、エクセルで書いていますが、結構しんどいですね。


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