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アンプ製作エッセイ 真空管(3極管) [日記(2008)]

真空管の動作原理

 難しいことは抜きにして(というか理解できないので)拙速で真空管の増幅作用を勉強してみます。物理なんか高校以来数十年勉強していませんので、多分『誤解』の連続でしょうね。

 どんな本を見ても下記の様な図が出てきます。これが最もシンプルな三極管の回路です。

●カーソドを基準に、プレートに+電圧、グリッドに-電圧を掛けるんですね。『グリッドに-電圧を掛ける』ことを『バイアス』というらしいです。

●いろいろ回路図を見ていると、左が入力で右が出力になっていますから、グリッドに信号を入力して、プレートから取り出すのだと思います。G → P です。

●オームの法則は E=R*Iですから、プレートにP電圧をかけると真空管を抵抗としてP電流が流れるんではないでしょうか。

●同じように、グリッドににG電圧をかけると真空管を抵抗としてG電流が流れるんでしょう。
このとき、カソードから見てグリッドは-電位です。-電圧をかけるのだから当たり前か。


●つぎに、プレートに200Vの電圧をかけてみます↑。負荷抵抗(アンプならスピーカー)も入れてみます。勝手に30kΩ。真空管にも抵抗があるはずですから、コレも勝手に20kΩ。200Vかけると負荷抵抗にはΩの法則で120Vが現れます。プレートに現れる電圧は200-120=80Vです。電流は0.004A流れることになります。


●つぎに、グリッドに(勝手に)-4Vの電圧をかけてみます↑。グリッドとカソード間にも抵抗があるはずなので、コレも勝手に10kΩとします。グリッドに-4Vかけましたから電流は0.0004A流れることになります。

●これではG(グリッド)とP(プレート)に電圧をかけただけです。G → Pで増幅するなら、このGに小さな音を入れるとPから大きな音が出ないと増幅と言えないわけです。しかしながら、この『-4V』と『120V』に何かがあると云うことが想像できます。


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