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FT301 (1)入手 [日記(2005)]

 
Yaesu FT301SD

 30年前のトランシーバーをオークションで落札。
3.5MHz~28MHz、CW,SSB,RTTY,AM、出力10Wのトランシーバ。
末尾のSDはデジタルリードアウトの10W機のこと。手持ちの電源、ダミーなどとの兼ね合いで10Wを選択。と云うより安値で落札出来た無線機がft301sdだったに過ぎない。


DDSかPLLの実用機の入手も可能だが、複雑なものは修理の技術が無い。IF9Mhz、アナログVFO、プリミックスのシングルスーパーなら何とかなるだろうと、旧機種にしぼってオークションを探した。旧機種には、シングルスーパーにクリスタルコンバーターを乗っけたコリンズタイプのダブルスーパーとプリミックスVFOのシングルスーパーの2タイプがある。前者の代表がFT101・TS520、ft301は後者に当たる。ft101はレ(リ)ストアブームで高値推移しているし、TS520は1万円程度入手出来そうだが、いまさらコリンズタイプでは無いだろうと見送る。FT101zは見つけられず、FT901とts820は結構いい値段がする。結局、動作確認の出来ていない、電源コード無し取説無しのジャンクのft301が安値で出ていたので落札。送料、振込料込みでも1万円にも届かない。ft301は主要回路がプラグイン・モジュールで構成されているため、保守性が良い。これも選択肢の一つ。抵抗の破損、基盤のクラックなど、モジュール毎に目検で追えるし、経年劣化のコンデンサや半導体の交換もやりやすい。但し、延長基盤が無いと調整出来ない欠点はあるが。
入手した機種には、100w機には実装されている、RFスピーチプロセッサー、160m、5MHz(WWV)、11m(CBバンド)と10mバンドのA、C、D、が実装されていない。

 

●取説
取説は英語版をmods.dkでダウンロードすることができる。主要な機種の取説はダウンロードが可能。ダウンロードしたFT301の取説は52ページで、取り扱い、メインテナンス方法、回路図が記載されている。これで「取説無し」の問題は解決。
ここ →  http://www.mods.dk/
ここにマニュアルが →  http://www.mods.dk/view.php?ListManuals=yaesu

●電源とコード (写真up予定)
電源は裏面にある12Pのソケットから供給する。日本橋(大阪)で探したが、見つからない。代わりに、ジャンク店で電源コードの代用にできそうなものを見つけた。20本で100円。コードは端子をマイナスドライバで広げることにより使用可能。電源はジャンク出身の12V10Aのスイッチング電源を使用。

●延長基盤 (写真up予定)
調整用の延長基盤も、ピッチの合いそうなものを購入。5枚入って250円、ソケットも100円。今時誰も買いそうに無いジャンクである。
延長基盤は加工が必要。


コードと延長基板用部品

●マイク
500Ωのダイナミックマイクが必要。手持ちのマイクのコネクタを4Pに付け替えて使用。スピーカは内蔵されている為、外付けは不要。
これで電源コード、延長カード、マイクの問題がクリアできた。

ありあわせの電源をつなぎ通電(電源のつなぎ方は後述)。見事に動いた。冬場の深夜であったため、40mの電信と80mの国内ラグチューが入感。20m以上は雑音のみであった。

(2)に続く →http://blog.so-net.ne.jp/e-tsurezure/2005-05-05-2


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