鉄コン筋クリート [2008年 レビュー]
「鉄コン筋クリート」(2006年・日本) 監督:マイケル・アリアス 脚本:アンソニー・ワイントラーブ
「ピンポン」と違って、こちらは原作未読。
連載中「スピリッツ」は読んでたけれど、“波に乗れず”にコイツは飛ばして読んでた。
だから、「ふーん、こういうハナシだったんだあ」が最初の印象で、「面白いハナシだけどラスト20分が完全に意味不明だな」が最初の感想だった。
STUDIO4℃が作るアニメーションは美しい。
クロ(二宮和也)とシロ(蒼井優)を演じた2人もビックリするほどいい(特に蒼井優には感動した)。
だけど脚本とアテレコのMIXがサイテーだ。
原作の世界観はよく分からない(分からないから飛ばし読みしたんだけど)。でも映画の脚本はもうちょっと分かりやすくしても良かったんじゃないの?と思う。ヴィジュアルはアートでも、メディアはエンタテインメントなんだからさ。
もっと嫌だったのはオーディオ。
キャストにぼそぼそ喋らせる演出はアリだとして、それを本当に低いレベルでミックスすんなよ。少なくともウチの5.1chシステムじゃボイスにレベル合わせるとSEとBGMがデカくなっちゃって、ときどきドキドキすんだよ。
しかし見応えのある背景を作ればいいかって問題もあるね。
背景が自己主張し過ぎてるというか、STUDIO4℃が前に出過ぎてて、目障りなときがある。これは考えもんです。確かにすごく手間隙かけて書いた背景が10秒未満で出番がなくなるのは惜しい。と、思うのはクリエイターのエゴだ。エンドクレジットで背景画を再利用しているのはまさにその表れ。本編中もいろんなシーンでキャラクターが背景に埋没していた気がするな。
これは撮影の問題でもある。全部が全部ディープフォーカスで撮影するなよ。もったいない。
この作品でみっけもんは、もう一度書くけど蒼井優。
本当にスゴイ。本当に巧い。
本編中何度も彼女の顔を思い浮かべようとしたけれど、なかなか出て来ないのだ。
彼女はシロそのものだった。
このアテレコを聴くだけでも価値がある。
「ピンポン」と違って、こちらは原作未読。
連載中「スピリッツ」は読んでたけれど、“波に乗れず”にコイツは飛ばして読んでた。
だから、「ふーん、こういうハナシだったんだあ」が最初の印象で、「面白いハナシだけどラスト20分が完全に意味不明だな」が最初の感想だった。
STUDIO4℃が作るアニメーションは美しい。
クロ(二宮和也)とシロ(蒼井優)を演じた2人もビックリするほどいい(特に蒼井優には感動した)。
だけど脚本とアテレコのMIXがサイテーだ。
原作の世界観はよく分からない(分からないから飛ばし読みしたんだけど)。でも映画の脚本はもうちょっと分かりやすくしても良かったんじゃないの?と思う。ヴィジュアルはアートでも、メディアはエンタテインメントなんだからさ。
もっと嫌だったのはオーディオ。
キャストにぼそぼそ喋らせる演出はアリだとして、それを本当に低いレベルでミックスすんなよ。少なくともウチの5.1chシステムじゃボイスにレベル合わせるとSEとBGMがデカくなっちゃって、ときどきドキドキすんだよ。
しかし見応えのある背景を作ればいいかって問題もあるね。
背景が自己主張し過ぎてるというか、STUDIO4℃が前に出過ぎてて、目障りなときがある。これは考えもんです。確かにすごく手間隙かけて書いた背景が10秒未満で出番がなくなるのは惜しい。と、思うのはクリエイターのエゴだ。エンドクレジットで背景画を再利用しているのはまさにその表れ。本編中もいろんなシーンでキャラクターが背景に埋没していた気がするな。
これは撮影の問題でもある。全部が全部ディープフォーカスで撮影するなよ。もったいない。
この作品でみっけもんは、もう一度書くけど蒼井優。
本当にスゴイ。本当に巧い。
本編中何度も彼女の顔を思い浮かべようとしたけれど、なかなか出て来ないのだ。
彼女はシロそのものだった。
このアテレコを聴くだけでも価値がある。
何で、飛ばしてたんですかねぇ~(笑)面白かったのに・・・
シロの声は、想像してたものとは違いましたが
蒼井優チャンの声には痺れました
何度見ても飽きない作品です
by 魚河岸おじさん (2008-01-25 15:27)
何でですかねえ(笑)。
by ken (2008-01-25 15:36)