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ローズ・イン・タイドランド [2008年 レビュー]

ローズ・イン・タイドランド」(2005年・イギリス/カナダ) 監督:テリー・ギリアム

 カン違いって悲しいですよね。少なくとも何かを期待しちゃってるんですから。そのショックだってデカイよ~てなもんです。
 この映画はwowowの番組表に「テリー・ギリアム版“不思議の国のアリス”」とありました。
 「あら?なんだか良さそうじゃん。テリー・ギリアムって『パンズ・ラビリンス』の監督でしょ?」
 はい!ここ違う。はい!ここアナタのカン違い。
 「パンズ・ラビリンス」の監督はギルレモ・デル・トロ。「ギ」しか合ってませんから。あと一文字も合ってませんから。
 なんでこんなカン違いしたんだろうなあ。あ、2日前から風邪引いて熱出して弱っちゃってるからかなあ。じゃあテリー・ギリアムって誰だよ?「ブラザース・グリム」の監督?「12モンキーズ」?「ロスト・イン・ラマンチャ」?どれもこれも「なんか気分が乗らねえ」って観なかった映画ばっかじゃん。あ、しかも「モンティ・パイソン」シリーズの監督もしてんじゃん。オレが19歳か20歳の頃、飯田橋の佳作座で「モンティ・パイソン」3本立てを観て、2本目の途中で気持ち悪くなって途中で吐いちゃった映画だよ。フツー映画観て吐かねーぞ。相性悪いんだよオレと。

 まったくワケの分からない映画でした。
 主人公の少女ローズ(ジョデル・フェルランド)の1人芝居を延々見せられても困るっちゅーねん!「不思議の国のアリス」というよりも「ただの“不思議ちゃん”ローズ」やんけ!
 だいたい開始30分で「これヤバイかも」とは思ったんですけど、「パンズ・ラビリンス」の監督の作品だからちゃんと最後まで観て、正当な評価を下さないとな、なーんて思ってたオレがバカだったんだよなあ。

 というわけで、今日は「カン違いは恐ろしい」というお話でした(笑)。

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コメント 4

kenさんがそんな勘違いをされるなんて、なんか嬉しいです^^
貴重な教訓にnice!(笑)
テリー・ギリアム監督の「バロン」は好きですが・・・。
どんな”不思議ちゃん”なのか、怖いもの見たさで気になります。
by (2008-01-19 19:40) 

ken

書き損ねましたけど、ジョデルの1人芝居は天才的ですよ(笑)。
nice!ありがとうございます。風邪、早く治そ。
by ken (2008-01-19 21:07) 

kenさん こんばんわ♪
私も「不思議な国のアリス」って言葉につられてレンタルしたのですが
まさに「不思議ちゃんローズ」な映画でしたw
なんとかラストまで観れたのもジョデルの演技力がすごかったからだと
思います(^^;)
by (2008-01-19 21:53) 

ken

「不思議な国のアリス」は過剰広告ですよねー。
JAROに言っちゃうぞ!って感じですw
でも、仲間がいてよかったー。
nice!ありがとうございます。
by ken (2008-01-19 23:43) 

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