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インサイド・マン [2007年 レビュー]

インサイド・マン」(2006年・米) 監督:スパイク・リー 脚本:ラッセル・ジェウィルス、ドナ・バーウィック

 全くそそらないタイトルですが、デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォーと言った主役級スターが競演するクライム・サスペンスです。ウィレム・デフォーはスター扱いされてませんけど(笑)。

 ペンキ業者を装った4人組が、白昼堂々マンハッタンの銀行を襲撃。
 50人の人質を取った犯人グループと、ニューヨーク市警との駆け引きが始まる。
 その頃、襲われた銀行の会長はスゴ腕の女性弁護士を呼び出し、ある密名を託す。
 弁護士は持てる人脈を使って、犯人グループとの接触を試みるが…。

 なんだかマヌケな文章になってますが、僕の文章能力が低いわけじゃなく、出来るだけ内容に触れずに書こうと思ったらこういう文章になったワケで…やっぱり僕のレベルが低いってことか(笑)。
 もしもこれが「ダメ映画」なら、気を使わずネタバレ記事を書いちゃうところですが、キャスティングやストーリーに興味が沸いたら「観てもいいんじゃない?」と言える映画だったので最低限のマナーは守っておきました。
 僕はスパイク・リーの作品は「それでも生きる子供たちへ」の短編「アメリカのイエスの子ら」しか観ていないので、テイストに関しては何も語れません。ただ彼は映像を作りこむタイプの人なんでしょうか?カメラワークも、画質も、色合いもやたらとこねくり回してますね。それがサスペンス効果を上げているかどうかは分かりませんが、少なくともL.Aじゃなくてニューヨークの監督っぽいなと思いました。なんたって映像がアートしてる。

 中味は「面白いんだけど、スッキリしない」が正直な感想。
 まず先に書いた“密名”の部分が良く分からない。これは理解力の問題かも知れないんだけど、だから場合によっては字幕じゃなく、吹き替えで観た方がいいのかも知れません。かなり書き込まれた脚本でしかもスピードがあるため、字幕にならない台詞もたくさんあったから。
 展開は文句なく面白いです。でも誰かと一緒に観て、観終わったあとでいくつかの疑問を潰し合う必要があると思います。
 あと、クライヴ・オーウェンがほとんどマスクとサングラスをしたまま演技しているのが残念(笑)。
 
 
thanks! 570,000prv

インサイド・マン

インサイド・マン

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

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コメント 2

hash

こんにちは。
>中味は「面白いんだけど、スッキリしない」が正直な感想
私も同じです。
仰るとおり、吹替えで観たほうがいいのかもしれません。
TBさせて頂きました。
by hash (2007-11-23 14:55) 

ken

映画作りの難しさを痛感する1本ですね、コレは。
きっと監督の集中力が持たなかったんじゃないかなあ。
ガンバレ、スパイク・リー!(笑)。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-11-23 16:31) 

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