2番目のキス [2007年 レビュー]
「2番目のキス」（2005年・アメリカ） 監督：ファレリー兄弟 製作・主演：ドリュー・バリモア
バリバリのキャリアとして働くリンジー（ドリュー・バリモア）は30歳近くになってデートする相手も減り、毎日の糧は仕事と女友達との付き合いだけ。ところがひょんなことから高校の数学教師、ベン（ジミー・ファロン）と付き合うことになり、リンジーはいよいよ結婚を意識し始める。ところが、ベンには2人の生活を脅かしかねない秘密があった。実は、彼はボストン・レッドソックスの熱狂的なファンだったのだ…。
えーと、ぶっちゃけ他人事じゃないっす（笑）。
僕は今、東京に住んでいるからこそ「ただのカープファン」ですけど、広島に住んでいたら「アナタもういい加減にして！」と言われるくらいのカープファンになってる気がします。あ、ついでなんで言っときますけど、老後は広島でカープとともに過ごすつもりですから（笑）。
実は僕も以前から「カープにうなされてる人々」を面白く書きたいと思っていて、そのために一昨年は足繁く広島へ通ったのですが、広島市民球場もホント濃いキャラが揃ってて、登場人物のモデルになる人が沢山いました。で、いつかそんな映画が撮れたらいいなあ、と僕はひとり夢見ているわけですが、この「FIVER PITCH」（邦題はダサすぎて書く気になれん）は、僕のイメージする作品がはたしてウケるのか、ウケないのかを確かめるリトマス試験紙になるんじゃないかと思って、かなり期待をしていました。
客観的に観るとこれは“極めてベタなラブコメ”でしかないんですけど、個人的には劇中「できちゃった婚に関する男女の価値観の差」が生々しく描かれているのがいいなと思いました。と言うのも、どうしたってこれはデート映画なんですけど、だからって“お気楽ご気楽”でいいかっていうとそうでもないと思うんです。「2時間ヘラヘラ笑ってたら終わっちゃった」、なんて映画はきっと一晩寝たら忘れちゃいますから。そうはなりたくないってファレリー兄弟の思いが、その辺りに表れていたような気がします。
ただし！日本での興行成績は芳しくありませんでしたね。松坂大輔が入団したあとだったら状況は変わってたかも知れないけど（笑）。
それにしても監督たちは、撮影中まさかレッドソックスが永年の悪夢の呪縛から解けて、ワールドチャンピオンになるなんて思いもしなかったんでしょう。どう考えても無理のあるエンディングにちょっと笑いました。と、同時にあんな場面（ぜひ自分の目で確認してください！）で撮影をさせてくれたメジャーリーグとチームとレッドソックスファンの寛大さに感動するばかりです。
野球ファンの方には文句なくオススメ！気楽に楽しんでください！
バリバリのキャリアとして働くリンジー（ドリュー・バリモア）は30歳近くになってデートする相手も減り、毎日の糧は仕事と女友達との付き合いだけ。ところがひょんなことから高校の数学教師、ベン（ジミー・ファロン）と付き合うことになり、リンジーはいよいよ結婚を意識し始める。ところが、ベンには2人の生活を脅かしかねない秘密があった。実は、彼はボストン・レッドソックスの熱狂的なファンだったのだ…。
えーと、ぶっちゃけ他人事じゃないっす（笑）。
僕は今、東京に住んでいるからこそ「ただのカープファン」ですけど、広島に住んでいたら「アナタもういい加減にして！」と言われるくらいのカープファンになってる気がします。あ、ついでなんで言っときますけど、老後は広島でカープとともに過ごすつもりですから（笑）。
実は僕も以前から「カープにうなされてる人々」を面白く書きたいと思っていて、そのために一昨年は足繁く広島へ通ったのですが、広島市民球場もホント濃いキャラが揃ってて、登場人物のモデルになる人が沢山いました。で、いつかそんな映画が撮れたらいいなあ、と僕はひとり夢見ているわけですが、この「FIVER PITCH」（邦題はダサすぎて書く気になれん）は、僕のイメージする作品がはたしてウケるのか、ウケないのかを確かめるリトマス試験紙になるんじゃないかと思って、かなり期待をしていました。
客観的に観るとこれは“極めてベタなラブコメ”でしかないんですけど、個人的には劇中「できちゃった婚に関する男女の価値観の差」が生々しく描かれているのがいいなと思いました。と言うのも、どうしたってこれはデート映画なんですけど、だからって“お気楽ご気楽”でいいかっていうとそうでもないと思うんです。「2時間ヘラヘラ笑ってたら終わっちゃった」、なんて映画はきっと一晩寝たら忘れちゃいますから。そうはなりたくないってファレリー兄弟の思いが、その辺りに表れていたような気がします。
ただし！日本での興行成績は芳しくありませんでしたね。松坂大輔が入団したあとだったら状況は変わってたかも知れないけど（笑）。
それにしても監督たちは、撮影中まさかレッドソックスが永年の悪夢の呪縛から解けて、ワールドチャンピオンになるなんて思いもしなかったんでしょう。どう考えても無理のあるエンディングにちょっと笑いました。と、同時にあんな場面（ぜひ自分の目で確認してください！）で撮影をさせてくれたメジャーリーグとチームとレッドソックスファンの寛大さに感動するばかりです。
野球ファンの方には文句なくオススメ！気楽に楽しんでください！
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/01/26
- メディア: DVD
まったく名前も知らないノーマークの映画でしたが、
ちょっと見てみたくなりました。
ところでそんな（赤字や緑字）ぶっちゃけちゃって大丈夫なんでしょうか。
by (2007-02-02 10:36)
実は老後のハナシは、この記事を書きながら思いつきました（笑）。
それにしてもこの映画、驚くほど不人気です。
記事の閲覧数が極端に少ない！（笑）。悪くないのになあ。
by ken (2007-02-02 13:01)
FIVER PITCHで検索しているうちに辿り着きました。
私も邦題は不満です。
野球ファンとして多いに楽しめた映画です。
私もkenさんと同じような視線で観たような気がします。（私の場合、鯉ではなく虎ですが）
部屋を埋め尽くした野球グッズや応援ファッション、チラリと写るメジャーリーガーに心躍りました。
by 藤原ヒロユキ (2007-02-05 15:01)
老後に、お待ちしてますー！笑ｗ
映画作るなら、私もちょい役で出演させて下さいね。
ドリューバリモア結構好きです。見てみよっかな。
by kotori (2007-02-05 22:42)
>藤原ヒロユキさん
僕は最近新居に引っ越したのですが、壁一面にカープの様々な
デザインの帽子が並んでいます。
最初のうちこそ「我ながらどうか」と思っていたんですが、
今は帽子がひとつでも落ちてようもんなら、今日の運勢最悪、なんて
思うようになってしまいました（笑）。
>kotoriさん
老後にオフ会やってください（笑）。
kotoriさんにはこの映画、オススメできますよ＾＾
by ken (2007-02-06 02:12)
先日はコメント＆トラックバックありがとうございます。
この映画、単純にドリュー･バリモア観たさに借りたのですが自分がそうではないものの、アメリカ人ならこういう人あるよなーと思っていました。そして今回コメントいただき思いました。日本人でもあるんだなー、って。（笑）
カープとレッドソックス、赤つながりですね。
今年はカープのご活躍、期待しております！！！
by うつぼ (2007-04-06 21:49)
今年もカープは貧打に泣いております…。
今シーズンは明後日、神宮球場で初観戦。
騒ぎに騒いで来ます！（笑）。 nice！ありがとうございます。
by ken (2007-04-06 23:54)
うち、野球は観ませんが老後は鹿島で！が心の支えです（爆
熱くていいじゃないですか！
男は寄ってきませんが･･･
by aholicZ (2007-04-20 21:18)
老後の夢って大事ですよねえ（笑）。
お互いがんばりましょう。
by ken (2007-04-20 22:41)