トゥルーへの手紙

「トゥルーへの手紙」（2004年・アメリカ）　監督：ブルース・ウェバー

　はっきり言ってなんじゃこりゃ？な映画です。
　いや。映画と呼ぶのもおこがましい。ブルース・ウェバーは世界的に有名なフォトグラファーらしいんですが、だったら映画なんか作らずに写真撮ってろ、と言いたい。

　9.11のテロのあとで、飼っている犬のことを思ったらいたたまれなくなったらしいです。この人。
　それはいい。動機は人それぞれですから。
　そして混迷する世界にも希望があると言いたいらしいです。
　それもいいです。言論の自由は保証されてますから。
　でも、だからってなんでこんなにワケの分からない映像のてんこ盛りになるわけ？
　もっとストレートに言いたいこと言いなさいよ。
　ワケのわからない詩を朗読したり、映画を挿入したり、ハワイのサーファー見せたりしないでよ。
　アンタんちの犬は可愛いんだから、犬の映像をもっと見せなさいよ。
　久しぶりに頭の上に「？」が出っ放しだったわよ。
　「？」過ぎて書くことも思い浮かばないわ。もう。 

トゥルーへの手紙

• 出版社/メーカー: レントラックジャパン
• 発売日: 2006/07/28
• メディア: DVD

コメント 2

昨日の大停電。
今日の小泉さん。
世の中騒然としているときに、
kenさんにこんな面白い記事を書かせる映画！
見てみよう！
な～んちゃって＾＾
by ecco (2006-08-15 22:31) 

実はこの映画、渋谷の単館で掛かっていたときに、
ずーっと「観に行こう観に行こう」って思ってたんですよ。
というのも、DVDパッケージを観て判るとおり、
アートワークが素晴らしい出来だったから。
で、高名なカメラマンさんが撮った映画だから、きっと大丈夫！と思って
観てもいないのにこのDVD買っちゃったんですよね～。
だからなおさらアタマに来たんです。軽い逆ギレ（笑）。
こんな記事に、nice！ありがとうございます。
by ken (2006-08-16 00:55)