トップガン [2006年 レビュー]
「トップガン」(1986年・アメリカ) 監督:トニー・スコット 主演:トム・クルーズ
ひさびさに観てみましたけど驚きましたね。中味が薄っぺらで(笑)。
登場人物の背景なんてほとんどと言っていいほど書き込まれていません。
人間ドラマも皆無に近いし、なんじゃこりゃ!って感じがしました。
ところが公開当時、僕と同じ歳の友達にはこれを劇場で20回観たとか30回観たって女の子(今となっては“女の子”ではない)がいたんです。もちろん僕も劇場で観ましたが、どうしてそんなに熱くなれたんでしょう?
2006年の今。中味は薄いですけど、途中で「こりゃ観てらんねー」ってなるほどじゃありません。
若々しいトム・クルーズや、その相手役をつとめたケリー・マクギリスの微妙な老け具合、後にバットマンとなるヴァル・キルマーの中途半端な敵役、ブレイク前の(ただのお姉ちゃん)メグ・ライアンなど、今なりの見方が出来てなかなか楽しい。
でもやっぱり一番の見せ場は、ロックのリズムに合わせて編集して見せたPV風の映像に尽きると思います。今観ても「いいところにカメラ付けたな」とか、「うまい編集してるな」と思うシーンがいくつかあります。思えばこんな映画は「TOPGUN」の前にはなかったんですよね。
つまり、「TOPGUNの前にTOPGUNなし」
これが僕と同年代の女の子(今は“女の子”じゃないけど)を熱狂させた理由だったんでしょう。
ちなみにこの映画のプロデューサーの片割れは、あのジェリー・ブラッカイマーさんです。
さすがですねえ(笑)。
thanks! 250,000prv
今テレ東で見ながら既に薄っぺら感に気づいています。(笑)
大学生の時、映画館で観た映画なのに、、です。(^_^;)
グース役のアンソニー・エドワーズが以前よく見ていたドラマ「ER」のグリーン先生で、その変貌振りに(ERではすっかり禿げ上がっていて)ビックリしたのですが、その妻がメグ・ライアンというのも後から知りまして。
(劇場で買ったパンフレットでグース役を確認した時に発見)
おまけに、ティム・ロビンスもウェルズ中尉役で出演しているのを今インターネットで知ったのですが、意外と皆さん出てるんですね。。
by うつぼ (2009-03-19 21:22)
薄っぺらも何も、ぺらっぺらでしょ?w
それにしてもメグ・ライアン。もう一切見なくなりましたね。
可哀相だなあ。
nice!ありがとうございます。
by ken (2009-03-20 01:17)