世界で一番パパが好き! [2006年 レビュー]
「世界で一番パパが好き!」(2004年・アメリカ) 監督・脚本:ケヴィン・スミス
ベン・アフレックとジェニファー・ロペスはこの映画で2004年ラジー賞のワースト主演男優賞とワースト主演女優賞にノミネートされたんだけど(残念ながら受賞は逃した)、ベンの娘を演じたラクエル・カストロがとてつもなく可愛いので意外と観ていられる小品。ただし子供好きじゃないと絶対おもしろくないのも間違いなし(笑)。
この映画の笑えるところは子供でも指摘できるような脚本の不備があるところです。まず映画が始まって30分間はまったくおもしろくない(笑)。
ベン・アフレックとジェニロペが結婚して子供が生まれるんだけど(コレ自体は寒くて笑える)、ベンは育児にまるで興味のない嫌なヤローでしかなくて、そのエピソードが延々30分間続くわけです。ところがある瞬間コロッと「オレが悪かった」と生後1ヶ月の娘に懺悔する。これがなんの脈略もなく! ここまででアナタがDVDデッキの電源を落としてなかったら、きっと最後まで行けるでしょう(笑)。
笑ってしまったもうひとつの脚本の不備は、ジャージーの田舎町の住民を相手にベンがアジ演説をぶち、住民たちのブーイングを鎮めるというシーン。ここでは娘に促されて、かつて腕利き宣伝マンだった実力を見せ付ける重要なシーンなのですが、この演説シーンがモンタージュ処理されているんです。住民に語りかけている姿はあれど、もっちゃりしたBGMを聞かされるだけで肝心のセリフはなし。なんじゃこりゃ、ありえねーっ!
まあ他に見どころと言えば、お友達のマット・デイモンと本人の役でウィル・スミスがカメオ出演しているところでしょうか。
ダメダメだけどちょっと笑えたし、これでも2度ほど泣かされました(笑)。
子供好きなら。
ベン・アフレックとジェニファー・ロペスはこの映画で2004年ラジー賞のワースト主演男優賞とワースト主演女優賞にノミネートされたんだけど(残念ながら受賞は逃した)、ベンの娘を演じたラクエル・カストロがとてつもなく可愛いので意外と観ていられる小品。ただし子供好きじゃないと絶対おもしろくないのも間違いなし(笑)。
この映画の笑えるところは子供でも指摘できるような脚本の不備があるところです。まず映画が始まって30分間はまったくおもしろくない(笑)。
ベン・アフレックとジェニロペが結婚して子供が生まれるんだけど(コレ自体は寒くて笑える)、ベンは育児にまるで興味のない嫌なヤローでしかなくて、そのエピソードが延々30分間続くわけです。ところがある瞬間コロッと「オレが悪かった」と生後1ヶ月の娘に懺悔する。これがなんの脈略もなく! ここまででアナタがDVDデッキの電源を落としてなかったら、きっと最後まで行けるでしょう(笑)。
笑ってしまったもうひとつの脚本の不備は、ジャージーの田舎町の住民を相手にベンがアジ演説をぶち、住民たちのブーイングを鎮めるというシーン。ここでは娘に促されて、かつて腕利き宣伝マンだった実力を見せ付ける重要なシーンなのですが、この演説シーンがモンタージュ処理されているんです。住民に語りかけている姿はあれど、もっちゃりしたBGMを聞かされるだけで肝心のセリフはなし。なんじゃこりゃ、ありえねーっ!
まあ他に見どころと言えば、お友達のマット・デイモンと本人の役でウィル・スミスがカメオ出演しているところでしょうか。
ダメダメだけどちょっと笑えたし、これでも2度ほど泣かされました(笑)。
子供好きなら。
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