隠し砦の三悪人 [2005年 レビュー]
「隠し砦の三悪人」（1958年・日本） 監督：黒澤明
何気なく「スター・ウォーズ」ネタを引きずってます。
ヨーダ（フランク・オズ）、オビ＝ワン（アレック・ギネス）と来て、今日はC-3POとR2-D2。
この映画の百姓コンビ（千秋実＆藤原釜足）がC-3POとR2-D2のモデルであることは有名な話。
でも僕はこれまで一度も観たことがなく、先月エピソード3を観たとき「いよいよこの映画も観てみよう」と思っていたのでした。
のっけからC-3POとR2-D2してます（笑）。
そういう目で観ているから余計にそう思えるんだろうけど、2体のドロイドの元となった姿が人間（しかも日本の百姓）かと思うと、なんとも可笑しい。
そしてこの作品を若きジョージ・ルーカスが観て、その要素をスター・ウォーズに取り入れたという事実はやはり感動の一言。日本人として黒澤明を誇りに思います。
もちろんドラマとしての完成度も高く、黒澤映画ならではのスケール感も抜群。「痛快娯楽時代劇」というコピーがピッタリの映画です。
また、三船敏郎以上の存在感を見せる上原美佐、千秋実、藤原釜足の3人も素晴らしい。
スター・ウォーズマニアは必見の作品です。
私も今月中に見返そうと思ってます～。
やっぱね、スター･ウォーズ繋がりで見たくなりますなぁ～。
by ピカチュウ (2005-07-18 23:16)
ですよね～。観たくなりますよね～。
ホント面白かった。
by ken (2005-07-19 00:18)
kenさん こんばんは。
ボクも遂に観ましたよ。
作品としても非常に面白かったです。
自分も見解書いてみたのでＴＢさせていただきますネ。
by トロ (2005-07-19 00:31)
ご覧いただきありがとうございます。
ルーカスが黒澤映画から受けた影響も研究課題にもってこいですね。
いろいろ楽しんでみましょう＾＾
by ken (2005-07-19 01:55)
こんばんは。
今度「荒野の七人」がリバイバル上映されるそうなん
で、これも「七人の侍」と比べて観たいと思っていま
す。
昔の日本映画、世界に影響を与えていた作品多かった
んですよね〜。
by ELEY (2005-08-06 00:58)
「荒野の用心棒」も黒澤の「用心棒」のパクリですよね。
当時はパクってない！って言い張ってたらしいですから、ひどいもんです（笑）。
ネタ切れのハリウッドが日本映画にも注目しているらしいので、
これからも楽しみです。
by ken (2005-08-06 01:33)