名探偵登場 [2005年 レビュー]
「名探偵登場」(1976年・アメリカ) 監督:ロバート・ムーア 脚本:ニール・サイモン
脚本はニール・サイモン。出演者はアレック・ギネス、デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、ピーター・フォーク、マギー・スミス(若い!しかも美しい!)などなど。まさに役者は揃ったって感じですけど、今となってはちょっと古臭くて笑えない映画です。
仮に古臭いという「劣化現象」を抜きにしても、本編の中ほどまでこれほどのメンバーが集められた真意が明かされないのは、脚本としてもどうかと思う。退屈な映画でした。
このDVDでおもしろかったのは、特典映像として収録されたニール・サイモンのインタビュー。その中にこんなコメントがありました。
「アレック・ギネスとの初対面のときは他の誰より畏敬を感じた。彼が気に入らなければ何でも書き直すつもりだったが、新しい役柄への挑戦を楽しんでくれた。休憩の間、彼が読んでいた脚本を覗き込むと、題名が『スター・ウォーズ』だった。内容を尋ねると“未来の話だ”と言って誉めていた」
アレック・ギネスの映画に関するキャリアを確認したら、確かに「名探偵登場」のあとに出演した作品は「スター・ウォーズ」だった。
そう思えば驚くことがひとつ。
「名探偵登場」と比べると「スター・ウォーズ」の鮮度はやはり驚異的なのでした。
ごめん。
はるかかなた。
見た記憶があるってだけで
内容はまったく覚えてません。
by ecco (2005-07-16 20:50)
僕も1年後には忘れてるかも(笑)。
by ken (2005-07-17 00:24)