天国の本屋~恋火 [2005年 レビュー]
「天国の本屋 恋火」(2004年・日本) 主演:竹内結子、玉山鉄二
僕は原作を読んでいなかったので、一体どんな話なのかさっぱり想像も出来ないまま、竹内結子目当てで観てみました。そもそも竹内結子主演のモノを見ること自体が初めてです。なにせテレビドラマは見ないもんで。はい。
個人的に竹内結子はめちゃストライク。主にはテレビCMやポスター系でしかそのビジュアルに触れたことがなかったのですが、キレイとカワイイが同居する稀有な存在だなと認めておりました。でもいつだったか、テレビでほんのちょっとだけ見た彼女の芝居がなんとなくいまいちで、それっきり女優さんとしての興味は失っていました。
しかし「天国の本屋」ってタイトルがそのまま舞台設定になっているとは思いませんでしたね。ひねりがなさ過ぎてビックリしたくらい。もちろん原作モノだからひねるも何もないんですけどね。
その中で竹内結子様は(あれ?敬称ついちゃったよ)物静かなピアニストと活発な和菓子屋の娘の2役を演じていて、まさにキレイとカワイイの両方を演じ分ける必要に迫られます。芝居としてはどっちもどっち。どっちつかずに見えたのは脚本のせいもあるかも知れません。
ただし香川照之さんと絡む“ワンカット長回し芝居”だけは見応えがありました。それは2シーンあって、いずれも互いに激しく感情をぶつけ合うシーン。結子ちゃんも(「ちゃん」になっちゃったよ!)香川さんを相手に頑張って芝居してたと思います。
映画としてはどうでしょうかね。
僕はピアノを習っていた経験があるので、ピアノを弾く芝居のあるドラマはどうも穿った見方をしてしまうんです。そんなこともあってあまり入り込めませんでした。この映画の玉山君はなんだかカッコ良くないしなあ(普段はもっとカッコイイのにヘアメイクがいまいちだったかな?)。
ストーリーだけで言うと、僕は香里奈が演じた由衣と弟のエピソードのほうがグッと来ました。
あと竹内結子ってコメディやるとどうなんだろう?意外といいんじゃないか?と思いましたけど、いかがなもんでしょうか。
おひさしぶりです。(^^) 私も見ました。
(いつもはkenさんのところに、コメントなかなか書けませんが... ^_^;)
涙腺の弱い私は、由衣と弟くんのくだりは涙がとまらなかった...。
原田芳雄も良かったし...。(この方、年を重ねてますます渋い!)
結子ちゃん、コメディいけてると思いますよ。(^^)v
ドラマ「不機嫌なジーン」でのコミカルなとこよかったと思います。
by (2005-04-23 08:47)
ピアノのとこが、印象強かったかな。
曲のせいかもしれないけど、バック花火で。
ピアノ・・・
by keiko-nari (2005-04-23 09:39)
昨年の秋にラスベガスからの帰りの飛行機の中で観ました。
最後の花火とピアノのシーンがよかったです。
ちょっと土手のピアノの後始末が気になりますけどね。
漫画みたいなお話でかわいかったですけど・・・
原田芳雄さんが素敵だ。やっぱり男性は大人の魅力ですね♪
by しろうさ (2005-04-23 16:09)
パンプキンさん
瀧本の家をはじめて訪ねたシーンで沢山のカエルを見つけるシーンが
ありましたよね?あそこで「この人コメディいけるかも」と思ったんです。
やっぱり「不機嫌なジーン」は見るべきだったか~(ちょっと後悔)。
keikoさん
曲は当然、松任谷正隆さんの作曲ですよね。いい曲でした。
メロディよりもアレンジが冴えてましたね。
しろうささん
土手のピアノに対して竹内結子さんに一言セリフを言わせて欲しかったです。
作品として自爆する可能性があるけど(笑)、はまったいいセリフがあったら
すごく完成度の高い作品になってたかも知れませんね。
ところでラスベガスでの成績はいかがだったのですか?(笑)
by ken (2005-04-24 08:00)
トラックバックありがとうございました。竹内さんのコメディは、イメージからして悪くなさそうですね。期待したいものです。
最近、レンタル店で何見ようかと悩むことが多いので、今後参考にさせていただきます。
by なが (2005-05-06 21:07)
ながさん、こんばんは。
悩みのお役に立てれば光栄です^^
by ken (2005-05-06 23:14)