ディレクターズカット/ブレードランナー最終版 [2005年 レビュー]
「ディレクターズカット/ブレードランナー最終版」(1992年・米/香港) 監督:リドリー・スコット
あのねえオジサン困るんだよね。ヴァージョン違いが3本もあっちゃさあ。
しかも「ブレードランナー」「ブレードランナー完全版」「ディレクターズカット/ブレードランナー最終版」ってこのタイトルもどうなのよ…。
何を信じろっつーんだよ!
んなろ。
さらに、ディレクターズカット版しかDVDになってねーっつうじゃないの。
おいらNTTのことでカリカリしてんだかんな~。
ロボットが人間に対して反乱を起こす、というお題は最近「アイ,ロボット」でやりましたね。
お題としてはもはやSFの定番中の定番。でも描き方は千差万別だなあとしみじみ思いました。
とにかく。
カルト的なファンを持つこの作品の世界観を僕が語っても仕方がないので(だってこのバージョンしか観てないし)、ストレートな感想を書く。まあ、こう書くと身もフタもないんですけど、
ぶっちゃけ、高性能ダッチワイフに惚れてどうする!
ってことじゃありませんかね?
もっと判りやすい言葉に置き換えるなら、「ニューハーフに惚れてどうする!」ってことですよ。
「そりゃ確かに可愛いけど、なんたってそいつにはち○こ付いてますから。アニキ」
僕はこの映画を愛している人にケンカ売ってるわけじゃありません。
どちらかと言うと「かなり好き」な作品です。ただ誰も言いたくて言えなかったことかも。なんて思ったのでちょっと言ってみました。
この映画について、いろいろハナシをしてみたいです。
ちなみに、どのバージョンが人気あるんだろう?
原作を考えるとやっぱり最終版がいちばん近いのでしょうか。最初のでうけた「びっくり」が大きくて、そういう驚きはちと減りますが。H.フォード好きなんですけど、これはやはりルトガー・ハウアーが秀逸だと思います。首都高走るたびにあのテーマ曲が流れてくる気がします。
by snorita (2005-03-20 23:59)
snoritaさん、はじめまして。
いまさら原作を読もうなんて思わない僕は語る資格なしでしょうか?(笑)。
僕はオンタイムで観なかったせいもあって「びっくり」は感じていません。
ただあの音楽だけは、この映画の曲だったのかあ!って驚きました。
by ken (2005-03-21 00:10)