21グラム [2004年 レビュー]
「21グラム」(2003年・アメリカ) 主演:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ
すごいキャスティングでしょう? 濃いし、熱いし、最近では一番驚いた組み合わせ。
すごいキャスティングでしょう? 濃いし、熱いし、最近では一番驚いた組み合わせ。
それでもってストーリーが、ひとつの心臓を巡って交錯しあう3つの人生っていうんだから、めちゃハード(笑)。
途中、「あ?これってミスティック・リバーみたくなるのか?」と想像させるのですが、これがもっと複雑。何が複雑って編集が驚くほど難解。
1度や2度見ただけじゃ、その意図を理解することは出来ないだろう、ってくらい時系列は無視されてるし、編集点は意味深だし、とにかくついていけない。
まともな編集も一度はしてみたんだろうけれど、どうしてこの形にしたのかがよく判らない。つまりジグソーパズルのピースをバラバラに見せられて、あとは自分の頭の中で組み立てろ、って言われた気分です。そんな気分のままずーーーっと観ることになります。
それがいいことなのか悪いことなのかはまったくもって不明(笑)。
個人的には、プチ整形をしただろうナオミ・ワッツの口元が気になって気になって仕方がなかった。彼女の本格的なキャリアのスタートと言える「マルホランド・ドライブ」(2001年)の時点で口元にすごい皺が2本あったから、
「これからこの人、どうするつもりなんだろう?」
ってマジで心配してたからね、僕は。その皺が消えたのはいいけれど、どうやら何か注入したらしく、ちょっと口元が膨らんでいたりするわけで、そんなことが気になって僕はジグソーパズルを完成させる余裕がなかったんですね。
というわけで、邪心を捨ててまた改めて観てみたいと思います。
というわけで、邪心を捨ててまた改めて観てみたいと思います。
始めの方でちょっとエンディング見せるとか
それぐらいのいじくり方だったらいいんですけど
いったりきたりしまくりって言うのは
見てて面倒ですよね・・・
基本めんどくさがりな性格なもんで(^^;)
「めぐり合う時間たち」しかり
「パルプフィクション」しかり・・・
by jam_journal_2005- (2005-03-29 19:09)
何度か観てもらいたいっていう作り手のエゴを感じますね。
気持ちは判るけど、そういうカルト的な映画でもないし…。
まったくもったいないキャスティングでした。
by ken (2005-03-30 03:10)
あの口元かなり気になっていましたが、
触れるのはタブーなのかと思っていました。
作品として後々残ってしまうから女優さんは大変ですね。
トラックバックのやり方をようやく覚えたので
又、お願いします。
by mokino (2005-07-05 20:48)
mokinoさん、こんにちは。
口元気になるでしょ?(笑)女優さんはホント大変ですよ。
by ken (2005-07-06 16:42)