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船を降りたら彼女の島 [2004年 レビュー]

船を降りたら彼女の島」(2002年・日本) 監督:磯村一路 主演:木村佳乃

 僕の地元でもある愛媛県を舞台にした映画「がんばっていきまっしょい」(主演:田中麗奈)の監督、磯村一路の愛媛映画第2弾。
 このタイトル、悪くないと思う。だけどはっきり言ってこの映画は駄作です。とにかく長い!長くて長くて前半の1時間で嫌になる。
 東京に住む娘が結婚報告をするために故郷の島に帰って来る。しかし両親になかなか言い出せない…。ただそれだけを延々と110分もかけて見せるのだ。
 一体どこの誰がこんな映画を作らせたのか不思議でしょうがない!と、「あずみ」以来のお怒りモード(笑)。
 日本映画(監督)の悪いところは、小津安二郎の「風味」だけを真似てそれを「良し」としているところで、ルーズで長回しで撮ったカットを淡々と編集する。
 しかも「これこそが映画の味」と自己満足しているところだ。まったくお前たちバカ言うな、である。
 一本も撮ったことのない僕が偉そうに言えた義理ではないけれど、この監督カット割りは下手だ。絶対にヘタ。
 松山や島々のいいところも出し切れていない。そんなカットのオンパレードで本当に悲しい。
 あと、地元の人間だから気になるのだけど、伊予弁をうまく喋れない役者の芝居を見るのはつらいね。方言指導も、もう少し徹底してやるべきだと思います。ホントに。

船を降りたら彼女の島

船を降りたら彼女の島

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: DVD

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