ファインディング・ニモ [2004年 レビュー]
「ファインディング・ニモ」(2003年・アメリカ)
技術の進歩には驚かされますね。
技術の進歩には驚かされますね。
トイストーリーのときも心底驚いたけど、このニモはそれをさらに飛び越えている。
海中がメインステージであるにもかかわらず、その映像は何の違和感も無い。
かつてコンピュータグラフィックの世界では、水を再現するのが一番難しいと言われていたのに。
DVD特典映像に収録されているある映像はさらに度肝を抜く。
海中から撮影した海面に浮かぶクジラの実写映像を、CGでそのままに描いてみろと指示を出されたデザイナーが、どちらが実写でどちらがCGが見分けがつかない映像を作ってしまったのだ。それを見た監督は「実写に見えちゃ意味が無い」と切り捨てた。
極めてクールに言ったように受け取れるけれど、実際はそう言い返すのが精一杯だったと思う。それくらいこれはもう反則技だ。
グラフィックに関しては何の問題もなし。ストーリーは親子の愛情物語でちょっと泣ける。
ニモのヒレを片方だけ小さくした意図が良く判らないけれど(物語の中で決着ついてない)、楽しい映画です。
でも一番驚いたのはとんねるずのノリさんと、室井滋さんの吹き替えがバツグンに巧かったこと。すごいです。
はじめまして☆新着記事から来ました。
ニモいいですよね♪去年のお正月に映画館で観ました。
ニモのヒレは片方小さいのは
お父さんの心配(過保護?)を強調するためだと思ってたんですけど…
それ以外にも意味ってあるんですかね!?
by (2005-03-16 13:29)
Masamiさん、はじめまして。
なるほど。お父さんが過保護になってしまう理由づけか。
うん、確かにそうですね。
納得!(笑)
by ken (2005-03-16 13:35)
そのあたり、他の、ヒレが正常でお母さんも兄弟もいっぱいいるカクレクマノミから仲間はずれにされそうになるエピソードとかあったらよかったのに、と思います。
by satoco (2005-11-08 19:16)
そうそう。まったく同感です。
by ken (2005-11-08 23:19)