普通の人々 [2004年 レビュー]
「普通の人々」(1980年・アメリカ) 監督:ロバート・レッドフォード
僕が高校生のときに公開されたロバート・レッドフォードの監督デビュー作。
僕が高校生のときに公開されたロバート・レッドフォードの監督デビュー作。
その当時は「ハリウッドスターが一体どんな映画を撮ったんだろう」という単純な興味だけで観に行き、とてつもなく感動をして帰ってきた記憶があります。
当時書いていた「映画鑑賞ノート」にも「100点」と書いたような気がするな(笑)。
この作品は、4人家族の長男が事故によって亡くなってしまい、残された家族3人の関係が徐々に崩れていく様を描いたもので、ともすれば陰湿なタッチになりがちで、しかも時間が経つにつれて飽きてしまうタイプのテーマなのに、最後までぐいぐい引っ張って見せてくれる。
改めてレッドフォードの才能を感じたデビュー作でした。
23年ぶりに観たもうひとつの感想は、「子供の頃に観ておいてよかったと思える1本」だったこと。
主役のコンラッド(ティモシー・ハットン)と同じ年齢で観た僕にとっては、家族との関わり方に共感するところがあったし、自分自身の「理由なき反抗」はどうしてどこから出てくるのか、その答えを「当時この映画が教えてくれたんだな」と思い出していました。
ただ、当時と今とでは「泣き」のポイントも微妙に違っていて、今回はあくまでも「親の立場」で観ることに。こういう体験も面白いね。
それとティモシー・ハットンの演技はすごい。いい年になったから改めて感動したんですけど、アカデミー賞に相応しい芝居をしています。
今日2度目の「こんにちは」(笑)。今日は仕事を休んだので、一覧をゆっくり拝見してました。
私もこの映画は公開されたときから「絶対見るぞ!」と思いつつ、なんとなく「見るのシンドイな・・ちょっと辛いな・・」という気もして未だみてないです。
でも見ることにしました(笑)。
kenさんの一覧は、今まで見た映画を振り返る意味でも、これから見る映画をセレクトする意味でも、すごくありがたいです。
これからも沢山ごらんになって、私たちにsuggestしてくださると嬉しいです。
と、勝手にすみません。
by Sho (2006-04-26 14:30)
「ナニミル?」の意義ですから、これからも沢山いろんな映画を観て
なんのしがらみもなく、バシバシ書いていこうと思っています。
これからもよろしくお願いします^^
by ken (2006-04-26 16:06)