ニュー・シネマ・パラダイス [2004年 レビュー]
「ニュー・シネマ・パラダイス~完全オリジナル版~」(1989年・イタリア/フランス)
「今さら観たのかよシリーズ」。
レンタルビデオ屋へ行って映画を選ぶときの心理って面白い。どうしてこの映画を今さら観る気になったか自分でも良く判らないから(笑)。
「今さら観たのかよシリーズ」。
レンタルビデオ屋へ行って映画を選ぶときの心理って面白い。どうしてこの映画を今さら観る気になったか自分でも良く判らないから(笑)。
見終わった素直な感想は「イメージしていたものと若干違ったなぁ」でした。と言うのも、トトの子供時代の話でずーっと進むもんだと思っていたので、いきなり青年になっちゃって、しまいにゃオッサンになっちゃったのは驚きの一言(笑)。
ただ公開された当時にこの映画を観ていたら号泣してたね。間違いない。理由は詳しく書けないけど。
それと、この映画を観ていて思ったのは、「誰もが持っている思い出の○○」の○○に当てはまる要素を、いくつかストーリーに取り入れると普遍的なドラマが作れるのだということに気が付いた。例えばこの作品だと「場所」と「女性」だ。
人は誰でも「完結した思い出の場所」というものを持っている。それはドラマティックじゃない場合がほとんどだけど、おそらく二度と足を向けることがない場所。
例えば、子供の頃に通った理髪店、歯医者、貸本屋、文房具屋、好きだった女の子の家…。
それらを観客に思い出させることが出来れば、きっと映画に共感をしてくれるんだろうと思う。いわゆるノスタルジーっちゅうヤツやね。
実際、劇場に通うトトの姿を通して僕自身も、かつて通ったけれど今は無くなってしまった地元の映画館を思い出していたから。
私は挫折しました(笑)。20分くらい見ていたと思います。これはぜひチャレンジしたいと思っています。
by Sho (2007-05-03 21:27)
確かにこれはイイ、イイと聴く割には、クセのある映画でしたね。
僕も滑り出しはなかなか感情移入出来なかった記憶があります。
by ken (2007-05-05 12:31)