カッコーの巣の上で [2004年 レビュー]
「カッコーの巣の上で」(1975年・アメリカ) 主演:ジャック・ニコルソン
「今さら観たのかよシリーズ」(笑)。
「今さら観たのかよシリーズ」(笑)。
以前「スリーパーズ」を薦めてくれた女の子に「これも観たほうがいい」と言われて今さら観ることに。
ジャック・ニコルソン。この人のマネは誰にも出来ないね。この作品でアカデミー主演男優賞を獲得し、「他のハリウッドスターがアマチュアに見える」と賞賛を浴びたらしいですが、まったくもってその通りだと思いました。
ダニー・デビートやクリストファー・ロイドもすごく良かったんだけど、ジャックはランクが違いすぎる。途中、この人がのちに「アバウト・シュミット」にも出演するんだよなぁと想像をしてしまったら、芝居のふり幅の大きさに背筋が寒くなりました。
ただ構成や演出はいささか古臭さを感じてしまったために、リアリティを感じることは出来なかったのが残念。もちろん映画のせいではなく、今さら観た僕のせいです。
ずーっと見たかった映画です。途中から浮かんだ言葉は「人間の尊厳」。
それに尽きた気がします。
主役がジャック・ニコルソンでよかった。
今からでも、沢山の人に見て欲しい。
by Sho (2007-05-03 21:24)
何の気なしに観ちゃうと、かなり引いちゃう映画じゃないでしょうか?
ある程度、どんなテーマなのかは分かった上で観るべき作品ですね。
これは2年前の記事だけど、もうちょっとまともなことを書いておけば
良かったと後悔しています。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-05-05 12:28)