私を野球につれてって [2005年 レビュー]
「私を野球につれてって」(1949年・アメリカ) 主演:フランク・シナトラ、ジーン・ケリー
なんとこの作品は日本未公開だったそうです。
もちろんアメリカ公開当時は無理だったろうけれど(だって戦後4年目だし)、それから何年か後に日本でも公開されていたんだと思ってました。
また言うまでもありませんが、その昔フジテレビとホイチョイプロダクションが製作した「私をスキーにつれてって」の元になったタイトル作でもあります。
メジャーリーグの一流選手がシーズンオフには旅芸人をしてるって設定がそもそも無茶なんですけど、面白けりゃなんでもいいじゃんって大胆な割り切り方はいい(笑)。
「客が観たいのはシナトラとケリーの歌とタップなんだから脚本なんかどうでもいい!とにかくいい曲を作らせろ!曲が出来たら振り付けをしてタップの練習をさせろ!あとはオマケだ!」
と、スタジオの重役が言ったかどうか?(笑)。それくらいの作品です。
見どころはジーン・ケリーのタップと、ガリガリにやせてるシナトラ。そしてチームオーナー役を演じたエスター・ウイリアムスでしょうか。女性の登場人物がほとんどいないせいか、エスター・ウイリアムスが美人に見えて仕方ありませんでした(笑)。
コメディとしては駄作。シナトラとケリーのパフォーマンスのみをぜひお楽しみ下さい。
そうなんですよね。『私をスキーにつれてって』の元はこれですよね。
うちでは金田一ハジメは知ってても、じっちゃんの金田一耕助が元で
ちゃんと小説があるって言ったら驚いているし。
さらに金田一耕助は国語学者の金田一京助をもじって・・・・なんて
話すともうウザって感じになっちゃいます(笑)・・・脱線してしまった。
「客が観たいのはシナトラとケリー・・・・・あとはオマケだ!」
まさにその通りだと思います!
楽しかったけど。
記事の内容一部似てますけどパクッた訳ではないですよ(笑)
by ecco (2005-05-12 19:42)
原田知世、結婚したんだねえ。ちょっとショック…。
ジーン・ケリーのダンスだけは本当に凄いと思います。
彼の遺作が超駄作の「ザナドゥ」かと思うとマジ泣けてくる。
by ken (2005-05-12 23:59)