リバー・ランズ・スルー・イット [2005年 レビュー]
「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992年・アメリカ) 監督:ロバート・レッドフォード 主演:ブラッド・ピット
オーシャンズ11の出演者シリーズ(ちなみに「グッド・ウィル・ハンティング」にはラジコンオタク役で出演したケイシー・アフレックも出てたよ・笑)。
ロバート・レッドフォードは自分の過去の出演作とはまるで違うテイストが好きだね(笑)。
これはもう「普通の人々」のモンタナバージョンって言っていいと思う。男兄弟2人の物語だし、○○○○も起きちゃうし(ネタバレのため伏せ字)。何より抑揚のない淡々としたシーンが綿々の続くのだ。だけど、何か嫌なことが起きるんじゃないかって(僕が大嫌いな)ドキドキ感はまったくないから、実はそこが好きだったりする。しかも意外と中だるみがないのが不思議なのだ。脚本の出来がいいからかも知れないね。
フライフィッシングって素材も悪くない。糸の動きなど観ながら「上手く撮ってるなあ」と感動していたら、あれま。アカデミー撮影賞を受賞してました。
この作品はシカゴ大学教授のノーマン・マクリーンの自伝小説が原作になっています。もしも興味を持ったなら、ただこの事実だけを押さえて観て下さい。
「名もなき老人の回想」…この映画はその一言で説明が終わります。でも名もなき老人の人生は、語るに相応しいモンタナのよき時代の物語でした。
若かりしブラッド・ピットが瑞々しく、ブラピに対するロバート・レッドフォードの愛情を感じる小品です。
kenさん、こんにちわ。検索でたどりつきました。
私も同感です。「ブラピに対するロバート・レッドフォードの愛情を感じる」って部分に、とくに共感おぼえたので、トラックバックさせてくださいね。
シカゴ大学教授のノーマン・マクリーンの自伝小説っての、はじめて知りました。(大収穫… ) これからも、どうぞ、よろしくお願いします
by noho_hon (2005-10-07 09:57)
noho_honさん、ようこそ。
古い記事にコメントありがとうございます。
しかも収穫までありましたか!よかったです。
by ken (2005-10-07 13:36)
初めまして!
今日、この映画を観終わったばかりです。
ブラビって名前は知ってたけど、誰だかわからなかったんですよ〜。この映画を見て、ブラビの魅力がよくわかりました。
「ブラピに対するロバート・レッドフォードの愛情を感じる」ってホントですねぇ〜!今はどんなおじさんになってるのかしら?えっ、まだ、おじさんではないって!?失礼。
by tomi (2006-06-24 15:27)
げげげ。ブラピが誰か分からなかったなんて人がいたなんて。
それだけで感動です(笑)。今はいかしたオヤジになってますよ~。
by ken (2006-06-26 00:18)