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リバー・ランズ・スルー・イット [2005年 レビュー]

リバー・ランズ・スルー・イット」(1992年・アメリカ) 監督:ロバート・レッドフォード 主演:ブラッド・ピット
 
 オーシャンズ11の出演者シリーズ(ちなみに「グッド・ウィル・ハンティング」にはラジコンオタク役で出演したケイシー・アフレックも出てたよ・笑)。
 ロバート・レッドフォードは自分の過去の出演作とはまるで違うテイストが好きだね(笑)。
 これはもう「普通の人々」のモンタナバージョンって言っていいと思う。男兄弟2人の物語だし、○○○○も起きちゃうし(ネタバレのため伏せ字)。何より抑揚のない淡々としたシーンが綿々の続くのだ。だけど、何か嫌なことが起きるんじゃないかって(僕が大嫌いな)ドキドキ感はまったくないから、実はそこが好きだったりする。しかも意外と中だるみがないのが不思議なのだ。脚本の出来がいいからかも知れないね。
 フライフィッシングって素材も悪くない。糸の動きなど観ながら「上手く撮ってるなあ」と感動していたら、あれま。アカデミー撮影賞を受賞してました。
 この作品はシカゴ大学教授のノーマン・マクリーンの自伝小説が原作になっています。もしも興味を持ったなら、ただこの事実だけを押さえて観て下さい。
 「名もなき老人の回想」…この映画はその一言で説明が終わります。でも名もなき老人の人生は、語るに相応しいモンタナのよき時代の物語でした。
 若かりしブラッド・ピットが瑞々しく、ブラピに対するロバート・レッドフォードの愛情を感じる小品です。

リバー・ランズ・スルー・イット

リバー・ランズ・スルー・イット

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/25
  • メディア: DVD

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コメント 4

noho_hon

kenさん、こんにちわ。検索でたどりつきました。
私も同感です。「ブラピに対するロバート・レッドフォードの愛情を感じる」って部分に、とくに共感おぼえたので、トラックバックさせてくださいね。
シカゴ大学教授のノーマン・マクリーンの自伝小説っての、はじめて知りました。(大収穫… ) これからも、どうぞ、よろしくお願いします
by noho_hon (2005-10-07 09:57) 

ken

noho_honさん、ようこそ。
古い記事にコメントありがとうございます。
しかも収穫までありましたか!よかったです。
by ken (2005-10-07 13:36) 

tomi

初めまして!
今日、この映画を観終わったばかりです。
ブラビって名前は知ってたけど、誰だかわからなかったんですよ〜。この映画を見て、ブラビの魅力がよくわかりました。

「ブラピに対するロバート・レッドフォードの愛情を感じる」ってホントですねぇ〜!今はどんなおじさんになってるのかしら?えっ、まだ、おじさんではないって!?失礼。
by tomi (2006-06-24 15:27) 

ken

げげげ。ブラピが誰か分からなかったなんて人がいたなんて。
それだけで感動です(笑)。今はいかしたオヤジになってますよ~。
by ken (2006-06-26 00:18) 

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