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心療内科(2年前のこと) [糖尿病・身体のこと]

さて。
最近、「前向きだから」と、直接面識のない方に言葉を頂き、
****************************************
 2005年10月1日。追記。
   「 銀河鉄道の夜 」に頂いたコメントのこと。
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ふと、
 「ん~。はたして、そうなのだろうか?」
と思っていたところ、
昨日、本屋さんで見かけた雑誌に、2年ほど前にお世話になった先生が紹介されていました。

その他諸々の理由で、これは書いておいたほうが良さそうだという、
ある種の流れのようなものを感じるので、意を決して、書こうと思う。
決して、病気自慢をしたくて書いたりするわけじゃないので
誤解をしないでください。
今の自分は、こういう経験をして、ここにいるんだ、
ってことを書きたいという気持ち、ですかね。

私は2年前の8月、会社を休職した。
奇しくも、1型糖尿病を発症する、ちょうど1年前のことになります。

   ( リンク先参照 → 「 1型糖尿病」 )
    ※2004年末に書いた記事なので、今、読むと自分が「暗~い・・・。」
     気分になってしまうのですが。
     その後、書きました記事の後半を読んでいただけると、
     今、感じていることを、少しでもお伝えできるかもしれません。
   ( リンク先参照 → 「 1型糖尿病発覚前(去年のこと)☆その4最後。ありがとう。 」 )

原因は自律神経失調症。
前の会社はずっと仕事が忙しく、徹夜ばかり。
会社に泊まることも多かったし、出張も多く、1ヶ月の大半をビジネスホテルで過ごすことも。
出張中だって、コンビニのお弁当を買って寝るためだけに戻る。
よくいう、「接待とかで・・・。」みたいなのは、ほぼ無かったですね。
そういうのが何ヶ月も続いたりもした。
なのに、残業代も貰えず、しかも仕事の内容も、自分に向いているとは思えないもの。
簡単に言うと、面白くない。(私にとっては・・・。)
そして、何より、得意な分野ではなかった・・・。(これが一番致命的。)
職種は、名前ばかりがカッコいい。システムエンジニア。

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 当時、職種を言うと、大抵「カッコ良いですね~。」と言われたけれど、
 頼むから、そんな理由でこの仕事を選ばないように!
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好きな仕事なら、忙しくても我慢するとか、
つまらない仕事でも、定時退社できるから我慢するとか、
辛い仕事だけれど、お金をたくさん貰えるとか。

人によって、色々と、
理想と現実の妥協点を見つけていくんだと思うんですが、
私は当時、そういうものが全く見出せませんでした。

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 今なら、「学ぶこともあるさ~。」なんて当時の自分に声を掛けたかしら?
 そうね。
 今の自分にわかるのは、あの辛さを知っているから、
 大抵のことは我慢できそう、ということかしら。
****************************************

なので、毎日生きていること自体がもうストレスに。
大袈裟なようですが、会社に居る時間が長い人間にとって
   「生きる=仕事」
なんですね。
家に帰るのはシャワーを浴びるための朝の1時間だけだったりする。
それでも、好きな音楽を聴いたりして、
解消させていたほうだとは思うんですが。

そんな感じで、生活そのものから、逃げたくて、逃げたくて、仕方なかったですね。
だったら、辞めれば?と、何度も何度も思ったんだけれど、
次にやりたいと自信をもって言えることがなかったり、
あっても、一歩踏み出す勇気が持てなくて。
ちょっとした、しがらみもあったので、
そういうものを乗り越えるパワーも全くなかった。

そういうのって、表面上は平気そうな顔をしていても、
身体には相当な負担になっているんですね。
もう、年中だるくて、風邪ばかり引いていて、グズグズで。
全てが調子悪い!
頭痛も毎日。バファリンなんて飲みすぎて効かなくなっていたりして。
それがまた精神的に落ち込む原因になり・・・。と、悪循環。
身体中から、ありとあらゆるマイナスオーラが出ていた気がします。
そして、仕事もますます疎かに。
納期にも間に合わなくなり、
部長に、これみよがしに悪口を言われ始め・・・。
 (せめて、面と向かって、直接言って欲しかった・・・。)
ともかく、最悪の状態でしたね。

そんなこんなで決心して、心療内科へ。
薬ももらって飲んでいたけれど、私には全く効果なし。
診察してもらうときも、
先生に、ただ仕事の愚痴を言うって感じで。
でも、唯一、私の話を聞いてくれる人だと、そう思っていました。

母親に言うと、
 「そんな会社、入るな!って言ったでしょ!」との言葉に始まり、
今までの人生全てを否定される・・・・。
 「あのときはこうで、次もこう・・・・、だから、私の言うことを聞きなさい!」と
結局、かえって追い詰められてしまい、それ以降、話すのを止めてしまいました。

友達にも相談するとか、できなくて。誰にも言えなかったんですよね。
 (少しくらい、話したのかな?)

そして、体調不良の原因は、まず仕事にあるのでは?ということで、
先生に診断書を書いてもらい、休職へ。
1ヶ月間、休ませてもらうことになりました。
それを認めてくれた会社に、今は感謝しています。

その間、私は敢えて何にも考えなかったですね。
やりたいことをやろう、と思って、ゴロゴロしたり、テレビを観たり。
そういう、ただ家にいることが良かった。
でも一番、効いたのは、当時付き合っていた彼の実家に遊びに行ったこと。
すごく、のんびりした空気のある皆さんで、
あまりの居心地のよさに、
1週間も居座るという暴挙に出てしまいましたが。(笑)
この間、写真を撮ったり、彼の母校である小学校に行ってみたり。
そうしているうちに、自分の飲んでいる薬が何やら馬鹿馬鹿しくなってきました。
ようやく、気づいたんですね。

そして、決心。
将来、その選択は間違っていると誰かに言われようとも、
ギスギスしている環境に自分を置いておくことのほうが間違っていると思う。
やっぱり会社を辞めよう。

そう決心してしまうと、少し自分が緩んだ気がしました。
そこで初めて、自分に自信を持つことができたように思いましたね。

次の仕事は、今までやったことのある仕事のなかで
一番楽しかったことをしよう、と思って、その仕事をしている友人に相談。
ちょうどアルバイトを募集中とのこと。
まだ会社を辞めていないのに、履歴書を持って、面接に行きました。
決めると早いんです、私。。。

それから会社に戻って、交渉。
当然、すぐには辞められなくて、予定よりさらに1ヶ月延びてしまい、
アルバイト先にも謝りに行ったりしました。

そのアルバイト先に謝りに行く当日、
ちょうど職場関係業種内の展示会に出展する準備を、ビックサイトでしていたのですが、
それが終わって、駅に向かう途中で観た夕焼けがすごく綺麗で。
こういうものを「綺麗だなぁ~。」、と感じることを大切にする仕事がしたい。
素直にそう思いましたね。
ありがたいことに、アルバイト先では私を待っててくれると言う。
もう、本当に、ただただ感謝しましたね。

そうして何とか、仕事を辞めて、アルバイト開始。
そもそも時給で働くこと自体が、楽しかったですね。
だって、「労力=お金」の図式が明確になっていますでしょ?
これでサービス残業をさせられているっていう、
ある種の被害者意識を持つ必要はなくなったし。
一緒に働いているメンバーも大好きだったし。(今も大好き。)
何より、仕事そのものが面白かった。
そのアルバイトはもう、辞めてしまったけれど、
あの時間は何にも変え難い、有意義なものでした。
だから、私にとっては、好きなことを仕事にするっていうのは、
とても大切なことのように思いますね。
そういう自分にとって優先順位が高い事柄をみつけてしまうと、
他の細かいことなんて、ほとんど気にしなくなるのも
良いところかなと思います。
もちろん、今の仕事も、好きなことに関わる仕事です。
多分、一生これに関わっていくであろうという予感もあって。

なので、今は、あのとき決心した自分を誇りに思います。
おかげで自分がどうなっていきたいか、ということを
自分の力でみつけていく覚悟ができたように思うんですよね。

だから、上手く言えないけど、
自分はどうしたいの?っていうことを、
突き詰めていくしかないんだなぁ~、と思います。
環境を変えること、自分を変えること、
何かを得ること、何かを捨てることetc・・・
方法は人によって様々あると思いますが、
少なくとも、他力本願では前に進まないだろうし、
それで仮に前に出れたとしても、次の一歩は自分で考えていかないと。

だって、一度きりの人生だもの!(笑)

どうせ、最後はみんな同じなんですから、
そう恐れることなんて、ないのでは?

まぁ、そんなに簡単じゃないことは、私もよく知っていますが。

でも、きっと思っているよりも、生きるっていうのは奥深いし、
器が大きいんじゃないかと思いますね。
だからこそ、良いことも、悪いことも、色々あって、いいんじゃないですか?

少なくとも、この文章を書いたり、読んだりできる環境・立場にあるというだけで、
もう十分過ぎるくらい幸せなことじゃないかと思います。

と、私は思うんですが、
あなたはどう、思います?


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こんばんは。
一気に読ませていただきました。
つらかったでしょうね。
自分の時間が無いなんて、「自分は人間」ってことさえ
忘れそうですもんね。

>なので、毎日生きていること自体がもうストレスに。
>大袈裟なようですが、会社に居る時間が長い人間にとって
>  「生きる=仕事」

このあたりが、以前の主人に重なってつらかったです。
そうなんですよね。SEに限らず分かる方も多いのではないでしょうか・・・。

でも、模索しながら、よく頑張っている方だとと感じました。
「人生は一度きり」私も見習って頑張ります!
by (2005-09-23 20:51) 

かものはし

Dear 涼
 こちらにもコメントを寄せていただいて、ありがとうございます。
 コメントやブログから、旦那様を思う気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
 身近な人に理解のある人がいると、それだけでも、
 心強いのではないでしょうか?
 あまりご無理をなさらない範囲で、頑張ってくださいね。
by かものはし (2005-09-23 21:31) 

misa

かものはしさん、遊びに来てくださってありがとう。
私のブログにも、ご挨拶は書き込んでありますが、
「かものはしさんのページにも、またちょっと。」
と、お訪ねしたところ、
commentを残さずにはいられなくなりました。

この記事を読ませていただいて、
私が「本屋さんでのアルバイト」に残したcomment、
そのときに行間から漂ってきた空気感…、
あぁ、こういうことを感じている方だから、
私はあのとき、何かすごくいいなぁ、と想わせられたんだなぁ、
と幸せな気分になりましたよ。
どうも、そんなのいただいちゃって、ありがとう。

最後のほうの、
「まぁ、そんなに簡単じゃないことは ~ 
十分過ぎるくらい幸せなことじゃないかと思います。」
のくだり、本当にその通りだと思います。

かものはしさんのその姿勢、もうだーい好きです。

私は、
いろんなこと…、きついことも、苦しく思えることもあるこの世に、
みんな自ら選んで、遊びに、冒険しに、
ここでしか得られない感動を幸せを体験しに生まれてきたんだと、
そう、心のどこかで確信しています。
だけど、いつの間にか、そのはじめの志が
生きる年月を重ねるたびに風化してしまって、
いま現在、苦しいことに押しつぶされたままになっている
そんな人が多いんでしょうね。

かくいう私も、
ほんの少し前まで大変な状況に置かれていて、
それももう、10年近くも続いてて、
もう、こんなことならいっそのこと、死んじゃったほうがいい、
と思わせられたこともありました。
でも、そのときのことは、
自分が心の奥底でずっと求めていた、
「本当はどう生きたいのか、この人生で何を体験したいのか。」
ということに真剣に対峙させるために、
自分でひきよせた試練、
かつ、すばらしいチャンス、プレゼントだったんだ、と
いまでは、本当に、ありがたくて仕方ない思いでいっぱいなんです。

まったく、とぼけたやつだったから、
それぐらい大変な目にあわないと、
自分の人生に真剣に向かい合おうとしなかったんだ、と思います。
ほんとに、ねぇ、もう、misaちゃんてば。

でも、人生って、
これまでの小さな経験だけを基にして、
ちっぽけなアタマで考えたって、到底、ムリって言うくらい、
ホントに底が深くて、大きくて、計り知れぬものなんでしょうね。
だけど、だからこそ、何が飛び込んでくるかわからない、
不安に思うよりも、堂々とワクワクできる、
その心の力だけが1番の武器なんだと思います。

お互いに、もっともっと、幸せだねぇ、と言い合えるように、
1日1日大切にしていきたいですね。
これからが、タノシミですね。
かものはしさんの将来に、
かものはしさんの人生ならではのヨロコビが、
満ち溢れていきますように。



と、ここで終わろうとして、
いま、急にふっと思いついたのですが、
もし、よろしければ、かものはしさんのこの記事を
私のブログのページに、引用させていただけませんか?
できれば、フル・ページ。
もしOKいただけても、
すぐに、アップできるかどうか、定かじゃないんですが….。
一応、事前のお願い、ということで。
私のブログは、カウンセリングを受けに来られている方々も、
こっそり読んでくださっているらしいんですが、
ぜひ、その方々にも、ご紹介させていただけたら、と思います。
ぜひ、快いお返事をお待ちしています。
あっ、だけど、ご無理はなさらないでくださいね。
こういうふうにだったら大丈夫、とかご希望があれば、
もちろん、そうさせていただきます。


いずれにしても、素敵な記事をありがとうございました。
もちろん、思いっきりnice! でしょう!!
by misa (2005-09-23 22:03) 

これ

今日は出張だったので、昼休み中携帯で書き立てほやほやのこの記事を発見。
一番乗りコメントも携帯では辛くなりそうなくらい長くなりそうだったので断念した次第です(苦笑)

私も転職組なのですが、かものはなしさんとは違う悩み方をしましたが、たどり着いた結論は似た部分がありますね。

やっぱり人生は
「苦しいことも大変なことも悲しいことも悔しいこともあるけれど、最後に良かった、楽しかった」と言えればそれでOKだと思います。

なんだかいいたいことはコメントされているみなさんと同じようなことが多いのです。

とにかくこの記事はとにかくnice!三枚!って感じですね
by これ (2005-09-24 00:07) 

かものはし

Dear misa
 毎回、うるっ・・・とくるようなコメントを頂いて、
 こちらこそなんとお礼を言ってよいのやら・・・。
 ありがとうございます。
 私の書いた文章がお役に立つのであれば、
 是非是非、協力させて下さい。お願いします。
Dear これ
 うぅ・・・・。これさんまで・・・。
 みんなで私を泣かせる気ですね。全く!!!(笑)
 しかも、携帯で読んでくださったのですか?
 携帯で読むことを、全く想定して書いていなかったので
 大変読みにくかったのではないでしょうか?
 そのお気持ちだけで、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
Dear 皆様
 感無量(T=T)・・・。書いてよかった・・・。
by かものはし (2005-09-24 13:10) 

チタンネコ

初めて訪問させていただきます。
何だか私が病気になった状況と似ているような気がして、
人ごととは思えなくなりました。
私も休職から1年以上たってしまいましたが、
来週からやっと社会復帰です。
最初は時給のパートでスタートしますが、
それこそ“「労力=お金」の図式が明確に”って感じだし、
初めて「好きな事って何だろう?」と模索して見つけた仕事だから、今度は無理せず長続きするかな?
と言う気がしています。
よろしかったら、私のページも遊びに来てください。
by チタンネコ (2005-09-24 13:54) 

かものはし

Dear チタンネコ
 はじめまして!
 お仕事に復帰。まずは、おめでとうございます。
 でも、あまり頑張りすぎないように、のらりくらりと、
 目の前にある一つのことだけに集中すると良いと思いますよ。
 それが終わったら、また次の一つ・・・って感じで。 
 ブログも全部ではないのですが、拝見しました。
 ところで、免許のほうは、その後、いかがされたのでしょう?
 私、実は免許、持っていないんですよねぇ~。
 まだ、間に合うのかしら?(笑)
 いつかブログの続きを読ませて下さいね。では。
by かものはし (2005-09-24 16:16) 

こんばんわ!今日はコメントありがとうございました!
お体大丈夫ですか?
私も今は生活がかなり落ちつきましたが
ずっと「生活=仕事」の毎日を送っていて数回倒れたり、
それでも入院を拒否して仕事ばかりの毎日を送っていました。
夕焼けが綺麗だと思う事ってずっとなくて。
ここ半年ようやく生活が落ち着いてそう思えるようになって・・・
かものはしさんの記事に共感します。
ただ、私の場合は好きな仕事だったので何とか続けられましたが
かものはしさんの場合は心にも体にも大きなストレスがかかっていて
もっと大変だったんじゃないかと思います。

「普通の生活」をするって一番簡単なようで、ちっとも簡単じゃないんですよね。
3月まで出張のあるお仕事をしてたのですが
ビジネスホテルってちっとも休めないですよね!
外食ばかりだし、出張手当足りないヨ!と思って早めに見切りをつけましたが
やっぱり退職はなかなか認められなくて揉めました。
辞めると決めた時点でモチベーションが下がっているのだから
次の人材を確保した方がお互いの為だと思うのですけどね。
良くない会社ほど引きとめ方がえげつないと思います。

私の場合は恋愛のゴタゴタなんですが(汗)心療内科に通院した事があります。
扉を開けるまでって勇気が要りますよね。
先生に事情を話して「よく我慢してたね」と言われただけで
肩の力が抜けて、楽になって眠れるようになりました。
その後は通院してないのですが、行って良かったと思ってます。

私も少し前までかなり辛い状況にあって
生きていくのが本当に辛い時期がしばらく続いたのですが
今はL君のお陰で本来の自分を取り戻しました。
今はのびのびと生活しています。

かものはしさんの仰るとおり「人生は一度きり!」だと思います。
やらない後悔より、やって後悔したいと思うので
これからも困難はあると思うけど、乗り越えていこうと思えます。

うまくまとまらなくて申し訳ないです。
また遊びに来ますね!
by (2005-09-24 21:28) 

かものはし

Dear hibiki_kkk
 こんばんは。先ほど、自分でコメントを付けさせていただいた内容に
 気に入らない点があるから、修正を・・・と思っていたら。
 ・・・お先にこちらにコメントを頂いてしまいました(笑)。
 本当に、ありがとうございます。
 あちらに返信をするのは、これ以上、失礼かしら?なんて思い、
 ここに書かせて頂きますが・・・。
   ×「お酒や、甘いものをあまり飲めない・・・」
   ○「お酒や、甘いものはあまり飲まないようにしている・・・」
 が正解です。
 飲めないんじゃなくて、自分の意志で飲まないんですから。
 言葉の上では微妙な差ですが、
 後々、この違いは、ものすごく大きい差になるような気がします。
   「やらない後悔より、やって後悔したいと思う・・・」
 私も同感です。
 やれば良かったなんて・・・。限りなく、言いたくないですね。
 また、こちらにも遊びにいらして下さい。
by かものはし (2005-09-24 22:18) 

neroli

かものはしさんの記事を読ませていただいて、とても共感し
思わずコメントさせていただきます。
わたしも、仕事=生活、というのを続けていて、はたからみたら
きこえはいい職種だったので、まわりの人たちの
「もったいないよー」という言葉に、いちいち動揺し、
また、辞めたあとの自分が想像できなくて、必死に仕事を
していくうちに、いつのまにか、鬱病になっていました。
この病気になってみて、はじめて、自分にとって何が一番必要か、
を真剣に、それまでとは、まったく違う角度から考えることが
できるようになったと思います。
また、遊びにきます♪
by neroli (2005-09-25 00:58) 

yuch

はじめまして!
遊びにきてくださってありがとうございます。うれしかったです。

かものはしさんの記事を読んで、
鬱になりかけたときの事思い出しました。

あたしの場合、仕事は定時にあがれて仕事環境としては恵まれているんですけれども、
あたし自身全くやりたい仕事ではなくって、
忙しいときの暇なときの差が激しくて
仕事の時間はフルでいたい自分にとって暇ってほんとに怖かったんです。
しかも周りにすぐ愚痴を言える人もいなくって、
会社にも若い人がすごく少なくて
同僚には絶対に愚痴なんていえない
ここはあたし一人で解決しなきゃいけないって思ったんですよね。
そしたら、もう考えがすべてマイナスになってしまって、
今考えるとすごく怖いんですけれども
「あたしがいなくなっても誰もきづかないんじゃないか?」って思った事もあって。
さすがに行動にはでなかったですけれども
人の冗談にも、究極のマイナス思考になってしまってたんです。
仕事の不満だったものがすべてを飲み込んじゃったっていう感じで。
で、ある日なんで自分がこうなのかってところを考えてみたら、
「あっ始まりは仕事がつまらない、やりがいがない、好きな事したいな、
でも好きな事って何かな?ってところからだったんだ」
って気づいたんです。
その時、「自分、ちっちゃいなぁー」って思って笑えてきちゃって。
で、期限付きで今の仕事をしようと決めたんです。
生活があるのですぐにやめる事はできないし、
派遣社員だったのを正社員にしてくれたっていう恩があるし、
とりあえず3年やって、その3年の中であたしの1番をみつけようと。

だから好きな事を仕事にするって本当に大事だなって思います。
生きている半分は仕事をしているんだろうから、
その仕事をしているときでも楽しいなって思っていたい。

かものはしさんはすごくつらくて、でもすごく頑張ったんだろうなって
伝わりました。
ほんと他力本願ではないですよね、
小さな事でマイナスになるんではなくて
これからはどんなに小さい事でもプラスでいたい、
幸せやなって感じていたい。
ちゃんと地面に足くっつけてはじめの一歩踏み出したいです。

なんだかまとまらずで、ごめんなさい。
また来ます!
by yuch (2005-09-25 11:14) 

かものはし

Dear ネロリ
 コメント、ありがとうございます。

>「もったいないよー」という言葉に、いちいち動揺

 あ~、すっごく分かります~。
 結局、自分にとって大切なのかどうかって、
 人が決めることではないんですよね。
 当たり前のことだけど、忘れがちなことでもあるな、と思います。
Dear yuch
 こちらまでお越しいただき、コメントありがとうございます。
 yuchさんの日記を読ませていただく限り、
 すごく感性の鋭い方なのだなぁと感じましたので、
 その分、悩みも多いんだろうなぁと思いました。
 でも、自分でプラスにしていくんだ!って決心すると
 強くなれそうですよね。
 私も遊びに行かせてください~。では。
by かものはし (2005-09-25 23:36) 

乗馬1年生

「前向きだから」と言った「ある人」とは、もしかして私のことでしょうか?
以前の大変だったことまで思い出させてしまい、すみません。

つらいときや悲しいとき「これは後のため」と考えて乗り越えたり、過去を振り返り「あの時の自分があったから今の自分がある」と思ったりします。でも人生はRPGではないですし、カチッとはまる事ばかりではないですよね。何でも未来に結びつけようとすると、つらくなってしまうときもありませんか?

「銀河鉄道の夜」のブログを読んで、カモノハシさんがそういう考え方に縛られて苦しくならないといいなと思い、「今のままで充分、これ以上無理しないで」という気持ちで書かせていただきました。
by 乗馬1年生 (2005-09-26 15:53) 

かものはし

Dear 乗馬1年生
 こんにちは。コメント、ありがとうございます。
 「前向き」ということ。
 いやぁ・・・。って。そう、ってバレバレですよねぇ~。
 こちらこそ、不快な気分にさせてしまいましたら、ごめんなさい。
 うんと、直接お会いしたことがないようですし、
 頂いたコメント以外にどういう方なのか、
 どういうニュアンスで言葉をかけてくださったのか分からなくて。
 で、悩んでしまい・・・。(苦笑)
 その時点で、前向きではないよなぁなんて思いまして。
 でも、おかげで、良いきっかけを作って頂いたと思っています。
 ありがとうございます。
 「無理はしない」っていうの、本当、そうですね。
 ただ、性格的に貧乏性なのか、
 転んでもただでは起き上がれない性分でして(笑)。
 だから、きっと、この先も、まだまだつまづくことはあると思うんですけど
 そのたびに、何かを拾い集めては、自分なりに組み立てて
 いくんだろうとは思います。
 是非、また遊びに来てください。
by かものはし (2005-09-28 21:00) 

乗馬1年生

カモノハシさん、本当に申し訳ないです。
かくいう私も「前向きでいいね」と言われることが多く、その度「それだけじゃないよなぁ」とジレンマを感じるので、複雑になられた気持ちは何となく分かります。

なのに敢えて「前向き」を選んだ理由はやはり、もう充分ですよ、と伝えたかったからです。「銀河鉄道の夜」のブログを読んだとき、カモノハシさんは必要以上に自分を追い込んでしまうような気がしました。

とある映画で「人生は前にしか進まない」という宣伝コピーがあり、とても印象に残っています。主人公は記憶喪失の中年男性でした。記憶を失おうと、失恋しようと、失業しようと、時間が進むことは変わりません。それは絶対の決まりごと。「前向き」というのは、それを知り「しょうがないよね、でも進もう」と思える状態だと思います。後ろ向きになって歩みを止めることは、やりきれない事や時間への最大の抵抗かも知れません。

でも、転び損だってあります。何も得られない日も愛してあげてください。
銀河鉄道の夜の「ほんとうの幸福」だけでなく、到るまでの道程がキラキラしているのも素敵ではないですか?
見よう見ようと目を凝らし、風景が映って来ないこともあります。
時々、もう少しだけ力を抜こうと言っていた奴がいるなぁって思い出していただけたら幸いです。
by 乗馬1年生 (2005-09-29 11:11) 

かものはし

Dear 乗馬1年生
 コメント、ありがとうございます。本当に真摯なお言葉ばかりで。
 なかなか、こういう場で、ここまで踏み込めるっていうのはないと思うんですね。
 本当は、直接お会いして、語りたい気分ですが。(笑)

 つまり、がっついて生きるんではなくて、
 何もないことも楽しめる余裕を持っていましょうと、いうことなのかな?
 と思いました。
 目的を持ってしまうことで、そこばかりを目指して、
 足元や周りの風景に目がいかなくなる・・・。
 確かに、ありがちですよね。

 「銀河鉄道の夜」の言葉は、
 自分が辛いな、と思ったときに、簡単に諦めちゃうんではなくて、
 まぁ、そういう辛いことがあっても、
 最後に行き着くところに行けるなら良いじゃないか、と。
 そう思うことで、ふっ、と余裕が生まれる気がして書いたんですね。
 だけど、もしかしたら、そういう風に考えてしまうことで、
 逆に、必要以上に何かを抱え込んで、それは正しいと思い込んでしまう、
 ということもあるかもしれないですもんね。
 ハタから見れば、そんなの捨てればいいのに・・・。っていう。

 辛いと思ったことを、そのまま続けてもよいものかどうか、
 もし、客観的に見て、必要がないようならば、
 それは誤りだったと認めることができる潔さ。
 と同時に、そういう風に、
 自分を客観的に見ることが出来る余裕。
 そういうものも、持ち合わせていけると、良いんだなぁと思いました。

 なるほど。
 いやぁ、勉強になりましたです。本当に。
by かものはし (2005-09-30 09:16) 

taeco

こんにちは。
ご訪問&コメントありがとうございました。
今私は退院後の療養ということで無職です。新しく仕事を探さないといけないんですが、模索中。
結局また入院でやめる事になるんやからどうでもいいや~って気持ちと、どうせならちゃんと楽しめることをやりたい!という気持ちが交互にきてグラグラ揺れてます。
ま、焦ることはないと思ってますので、できる範囲で頑張っていればなるようになるかなぁ~と今はのんびりしております。
めざせスローライフ!!ちょっとちがうか(笑)。
by taeco (2005-10-14 11:46) 

かものはし

Dear たえこ
 こちらこそ、コメントありがとうございます。
  > めざせスローライフ!!
 はい!そう思います。素敵じゃないですか。スローライフ!
 私の好きなミュージシャンは墓場までとっておけ!と
 歌っておりましたが(笑)
 たえこさんのペースで出来ること、見つかると良いですね。
 私もまた遊びに行かせてください~。
by かものはし (2005-10-14 14:46) 

Razio

こんばんわ。コメントいただきありがとうございました。
音楽つながりだろうと、つられて(笑)お邪魔しましたが、
色々拝見して、コメントを残さずには去れませんでした。

とは言うものの、ボキャ貧な私ですので、この共感を
うまくお伝えすることは出来ないかもしれませんので、
箇条書きで書かせてください。(箇条書きぃっ?)

・嫌いではないけれど、辞めるという選択しかない状況
(待遇、人間関係、信念)もありました。
・いつこの世を去っても悔いのない人生を送ることにしました。
・座右の銘は、笑う門には福来るです。
・やらずに後から、「やってたらうまくいったかも」と後悔するより
やって失敗しての後悔の方が、5億倍はすっきりすると思っています。
・生き方は定まらず、大きな目標を見つけたわけでもありませんが、
それでも毎日なんとか楽しく暮しています。

この後は、名曲に代弁してもらいます。
・"Don't Worry, Be Happy"
・"Everything's gonna be alright."
・"Let It Be"
・"Starting Over"
・"Life Goes On"
・"Get The Glory"
・幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだね
・明日は明日の風が吹く
・人生楽ありゃ苦もあるさ、涙の後には虹も出る
・"You can get it, If you really want"

訳分からないコメントで、この記事を台無しにしてしまったなら、
即、消去してください。
by Razio (2005-10-23 02:29) 

かものはし

Dear Razio
 こんにちは。いえいえ。消去なんて、とんでもないです。
 こちらこそ、コメントありがとうございます~。
 あ、nice!まで頂きました~。ありがとうございます。
 > ・座右の銘は、笑う門には福来るです。
 ですね。結構、いざっていうときには忘れがちなんですけど、
 本当にそう思います。
 いつも笑っている人の周りには、良い空気が流れていて、
 それがまたさらに良い空気になって。
 相乗効果が、あるみたいなんですよねぇ。
 もちろん、無理に笑うことはないけれど、
 なんで私は笑えないのかな?と考えると、
 自分の狭量さに気が付いたりしますもんねぇ。
by かものはし (2005-10-23 11:00) 

関連記事から着ました。
感動しました。
自分自身で決めていくことで自信がつくんですね。
私も頑張ります。
by (2006-01-21 23:46) 

かものはし

Dear misocchi
 コメントありがとうございます。
 同じ内容のコメントを2つ頂いたようなので、1つ、消させて頂きますね。
 今、自分で読むと、勢いで生意気なことを書いてるなぁなんて思いますが、
 自分で決心するのって、どんな小さなことでも勇気がいるし、
 それが上手くいったときって、ものすごく嬉しいと思うんですね。
 そういうのが自信に繋がるんだなぁ~、なんて思います。
 あまり無理はせず、ご自分のやれる範囲で、やってみて下さいね。
by かものはし (2006-01-22 09:17) 

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