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週刊少年ジャンプ12号感想・追記 [WJ感想2007]

「鉄鼠の檻」読み返し中@常磐です。


昨日感想書いたあともう一度ジャンプを読み返していたら、結構書き足りないことが出てきて
しまったため、こちらにて感想追加しました。

ユンボル・とらぶる・ムヒョの3作品のみですが。



■■■週刊少年ジャンプ12号感想・追加■■■


『人造人間ユンボル』

■姫のエスップリ

ドカルト博士幻の1巻とニッパーを殺されたことへの怒りで
たったの一撃でバイズをたおしたユンボル・バル。

自分も仲間を殺されたと言うのに、えらい寛容ぶりだなぁ…まあ少年漫画の主人公だし
どうせニッパーは生きてるだろうし、こういう展開は仕方ないかと思ったら、


いきなり車でバイズを撥ねる姫が!


そして倒れたバイズにマウントポジションで体の自由を奪い、
ユンボル唯一の急所、頭のネジを抜き取る姫。

こ、怖ぇぇぇ~。



■姫とドカルトとの関係

そんな姫様のエスプリを凌ぐSっぷりに首をかしげるバルですが、
どうやら姫様は彼には考えも付かないほどの苦労をしてきたらしいとのこと。

よく考えてみたら姫様はドカルト博士にかくまわれ、助手まがいの事をしていたらしい、
と言うことは分かっていても、別に楽な暮らしをしていたなんてことはどこにもそんな
形跡すらなかったですからね。

と言うわけで、気になる姫の回想シーン。


舞台は10年前に遡ります。
ゲンバー大王に襲撃され、領地も民も信頼するバルも失った姫を助けてくれたのは
ある意味ゲンバー大王に匹敵するほどのボスクラスキャラ、ドカルト博士。


ドカルト「ここでの勝手な振舞いは許さん
      もちろん命の恩人であるオレに逆らうこともだ」



と、いきなりの亭主関白宣言

そして今からは考えられないほど儚げな声で「はい」と答える姫13歳。
どこまでも不幸な状況のうえ、「友達」として紹介された2体のユンボルは
生成の過程で不具合を起こし脳をやられているとのこと。

うわぁ、生々しい。


さらに博士の言葉は続きます。


ドカルト「ヤツを止められるのは優れた気力を持つ
      完全なるユンボルのみ
      それは
母体をもって形成される
      スーパーナチュラルスペシャルユンボル」


そう言い放ち、意味ありげに姫を見つめる博士。


てか、母体って。


つまりそれって…もしかしなくてもそういう意味ですよね?
重ねて言いますが、リベッタ王女13歳
憧れの男を自らの胎内で育成すると言う、考えるもおぞましい試練の始まりです。


とらぶるやラルグラドとは別の意味で少年誌ギリギリの展開でした。



『とらぶる』


今回はエロかった。


今までのエピソードの中で一番「エロ」だったんじゃないでしょうか。

それにしても、矢吹先生の描く女の子はどれも可愛いなぁ。
いつものメンバー、春菜、リサ、未央はもちろん、最初にチョコを食べていたショートの娘とか
その娘の胸に顔をうずめようとしているメガネのツインテールとか、


どれも矢吹先生の渾身の気合を感じました。




『ムヒョとロージーの魔法律相談所』

■あっさり「通行証」ゲット

久々の幽李登場で、銀杏婆とのガチバトルが展開されると思いきや、


あっさり「通行証」を奪い取って逃走。


なんとすばらしい。



■ボビーの「努力」

誰がどう聞いても「そりゃ努力じゃねーだろ」と思うボビーの所業に対し、同情するロージー。
それを聞いて思わず口を出すギンジ。


ギンジ「ただ、努力については別だ 同情に値しねえ」


おお、ついに言ってくれたか!
まったく、ロージーのヤツはいつまでたっても甘ちゃんで――と思ったら、


ギンジ「ボビーとオレみてえな奴ぁ ごまんといるんだ
     (中略)
     大半の連中はオレの様に努力が報われずに
     裁判官補佐どまりなのが現実…」


そうきたか!
でも、彼のようにマトモに努力している者も、ボビーのように努力とはいえないことを
繰り返している者も、行き着く先はそう変わらないというのは確かに真実。

とはいえ、憧れの職業になれたはずのムヒョやペイジ、五嶺坊ちゃんでも
行き着くところは清貧のうえに執行人になれなかったヤツらに恨まれる毎日。


ホント、何のメリットがあるんだろ、魔法律家って。



■さよならボビー

ボビーが語る「生前の夢」に、感極まって思わず涙を流すロージーとギンジ。
最後までクールなムヒョがいなければ、この時点で投げ出していたかもしれません。


誰か彼らを止めてくれ


ところでロージー、その魔具勝手に持っていったらドロボーだよ。




- - - - - - - - - -



以上。

って、わざわざ追記して書くほどの量じゃなかったですね。
まあいいや。

それでは。



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