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ペルソナ3プレイ日記【14】 疑問点まとめ [P3]

P3フェス予約開始@常磐です。

そろそろ全国的に予約が始まったP3フェス。
私はPS.com版とコナミスタイル版の両方を予約購入して、結局コナスタの方は売ってしまった
信者の風上にも置けないユーザーなのですが。

今回もまた、コナミスタイルでの数量限定版の予約を行うようで、

2月28日までにご予約数が生産予定数に達した場合、
商品化決定となりますので、お早めにご予約のほど何卒よろしくお願いいたします。

とのこと。
無印ではミニ月光館学園鞄に魅かれて思わず購入してしまった私ですが、
果たして今回の「フェス」では一体どんな特典が付くのかと見てみたところ


販売価格:21,000円(税込22,050円)
発売日:2007/4/19(予定)
対応機種:プレイステーション2

【同梱内容】
  1. ペルソナ3通常版(ソフト本体)
  2. ペルソナ3オリジナルイヤーフィットヘッドフォン
    audio-technica社製 型式:ATH-EM700 SV
  3. 「レキシー」ぬいぐるみストラップ
  4. ペルソナ3フェスジャケットポスター





2万1千円。


にまんいっせんえん。


二万一千円。


…って、高いよ!!

フツーに考えても高すぎの値段設定。
まあ、特典で付いてくるaudio-technica社製のヘッドフォンが定価で1万2千円するような
高級なヤツなわけで、そう考えるとほぼ妥当な値段設定だとは思えるのですが…。

でもやっぱり高すぎですよ。
これじゃ誰も買わないんじゃ……って、



予約しましたけどね。



しかも通常版とアペンド版と両方(合計で39,800円)。


バカじゃないの?
…ってかバカじゃないの?



だって通常版とアペンド版でジャケットが違うって言うし…



キタロー仕様のヘッドフォンもちょっと欲しかったし…




…バカでいいです、もう。



しかも間違えて「通常特典つきアペンド版」(4,320円)の方も予約してしまいました。
まだ販売自体が確定してないせいか、キャンセルができない状況になってしまっていて、
今のところ詳細閲覧しか出来ない状態に。
(多分商品化が決定したらキャンセルも可能になると思うのですが)

さて、どうしたものか。


- - - - - - - - - - -


それではフェス発売前のペルソナ3プレイ日記ファイナル(多分)。
今回はゲーム内の矛盾点や疑問点、その他気になったことについて列挙してみようかと。

要するにフェスが発売される前に無印についてまとめてみよう、という意図です。

今のうち列挙しておけば、フェスが発売されたあとにそれがどれだけ解明されているかを
検証することも出来ると思いますし。


完全にネタバレですので、未クリアの人は読んではいけません。




■■■ペルソナ3プレイ日記【14】 クリア後の疑問点まとめ■■■

主人公の転校&磐戸台分寮入寮ははたして「偶然」なのか?

ゲーム中では望月のセリフより「偶然」であることが一応示されていますが、
転入はともかく入寮は偶然にしてはあまりにも都合が良すぎる…幾月にとって。

ここはやはり「月光館学園理事長」としての権限と立場を持って、さらにはなんらかの
圧力をかけて主人公を転入&入寮させたというのがしっくり来るような気がします。

幾月の「10年も無駄にした」と言うセリフから想像するに、
10年前ムーンライトブリッジで救出された子供の存在は知っていたが、
当時は事故のゴタゴタや責任問題(責任者全員死亡)で動けなかったのではないかと。

また幾月も下っ端だったためにその時点では確保することはできなくて、
10年かけてようやく見つけ出した、という感じでしょうか。

幾月にしても彼の中に「デス」が封じ込められているまでは予想はしてなかった
かと思われますが、初めての満月でオルフェウスを破って出てきた「デス」を見た
瞬間に「これこそ研究所から失われたシャドウ」だと確信したのでしょう。


以上、すべて私の妄想ですが。



幾月は一体なにを考えていたのか

「デス」を宿す主人公を大型シャドウと接触させて合体させる…そのためにSEESを使って
大型シャドウを倒すためタルタロスに登らせたり、いろいろアドバイスをしたりする…と、
ここまでは理解できる範囲なのですが、12体のシャドウを倒していきなり裏切ってからの
行動はもう理解不能

①ボクは新世界の皇子になる!
  幾月いわく、不要になったペルソナ使いを処分するとともに生贄として捧げ、
  世界は滅び、自分だけが生き残って「新世界の皇子」となる、だそうですが…

  まったく意味が分かりません。

  そもそもニュクス降臨=人類すべて影人間化なのだから生き残ることは不可能で、
  おまけに一人だけ生き残ったところで一体なにができると言うのか。

  ゲーム中はニュクスのことを知らないで嘯いているのかと思いましたが、「P3倶楽部」を
  見ると、幾月自身はニュクスについても滅びについてもそれなりに理解しているようで。

  ますますもって意味不明。


②なんでSEESを磔にしたのか
  別にペルソナ使いを始末するだけならわざわざ磔にする必要はないし、
  ニュクスについては前述したとおり生贄を捧げたところでどっちにしろ滅びるだけ。

  単に雰囲気を盛り上げたかっただけなのだろうか…。

  ちなみにOPのムービーでは幾月が磔になっています
  本当にワケ分からない男です。



屋久島旅行の本当の理由

真実を暴露されてギスギスした雰囲気を和ませたい…と企画された屋久島旅行でしたが、
コレもよく考えてみれば幾月の提案。全く裏がないとは言い切れません。
それでは、幾月を中心に屋久島イベントを思い出しつつ、ちょっと想像してみます。

①10年前の映像を一人観ていない
  そもそもこの映像自体が幾月によって改竄されたもの。
  見る必要がないといえばないわけですが、よくよく考えれば不自然な話でしたね。

②アイギス加入
  桐条父によれば、幾月は屋久島についてからずっと研究所にこもっていたらしい。
  そう考えるとアイギス起動~暴走も、すべて幾月がアイギスをSEESの一員として
  加入させるために仕組んだことだと考えても違和感はないと思われます。
 
 しかしアイギスが主人公に執着し、勝手に脱走するに至った点については
 彼の予想の範囲内だったかは不明。



天田入寮の理由

さて、夏休みだけ磐戸台分寮に入寮することになった天田ですが、
これを手引きしたのも幾月。

幾月いわく「適性があるから入寮を許可」となったわけですが、
そもそも彼は天田を戦力として考えていたのかは疑問です。

当たり前ですが彼は小学生ですし、何の因果か槍を使いこなせますが
普通なら「戦力」と考える方がおかしい年齢。

これは全くの想像になりますが、おそらく幾月は荒垣を呼び戻すためだけ
天田を入寮させたのだと思われます。事実、入寮後は真田とも接する機会が増え、
荒垣が3年前の事故の主犯(?)だと言うことを知ることになったわけですから。

そして、なぜ幾月が荒垣を呼び戻したかったか。
戦力として必要だった、というのももちろんあるとは思われますが、おそらく一番の理由は
荒垣にこれ以上ストレガとの接触をさせないためかと。

ストレガメンバーの存在は桐条研究グループの最暗部ですからねぇ。
もしかしたらストレガたちも幾月の存在は知っていた可能性もあります。

幾月は荒垣とストレガとの関係がまだ浅いうちにSEESに戻し、
荒垣→真田経由でそのことがバレてしまわないようにしたのではないでしょうか。



アイギスの能力

アイギスの「人間的精神」は、パピヨンハートと呼ばれるワケワカラン物質でできてるってことで、
それについてはもう「そういうもの」として理解するしかないワケですが。
それ以上に彼女について謎なのは

どうやってアイギスはデスを主人公に封印したのか

ということです。

しかしこのことについて予想を立てようにも、戦闘特化兵器にどんな理由で
「人の精神にシャドウを封印」なんて能力が付加されるのか、なんてことなど
予想しようがありません。

フェスではせめて
  • なんで主人公でなきゃいけなかったのか
  • 何故アイギスでは駄目なのか
の2つくらいは明らかになると…いいなぁ。



それにしても何しに来たんだ綾時

さて、12体取り込んでもう後は滅びを呼ぶだけのファルロス=デス=綾時
なのに何故彼はわざわざ望月綾時なんて姿でわざわざ彼らの前に登場したのか。

いやゲーム的理由は大体分かるんですがね。

曲がりなりにも1ヵ月半友人として付き合っていた相手を殺すことができるのかとか、
そもそも殺したって滅びが避けられるわけじゃないという葛藤とか、
そういうのを演出したいがための出現だと言うのは理解しているのですが。

それにしたって何でわざわざ出てきたのか
わざわざ、同じ学校に、経歴まで偽装して、同じクラスに、わざわざ。

そこまでしたにもかかわらず、ろくに主人公とは会話もしないまま(せいぜいが
露天風呂の一件のみ)で、それでいきなり「殺せ」とか言われても、プレイヤーとしては
ポカーンしたまま仲間だけが盛り上がって、結局は置いてけぼり

そもそも綾時と一番仲が良さそうなのは順平で、ゆかりも風花も学校でそれなりに
話とかしているような描写があると言うのに、主人公はと言うと…

コミュで忙しくてろくに話したことすらありゃしねぇ。

いやコミュがなくてもそもそも話しかける機会が恐ろしく少ないんですがね。

おかげで殺す殺さないの選択にしても、他のメンバーは勝手に一人で決めたうえで、
「俺は戦うつもりだがあとはお前の判断に任せる」と理不尽な事を言ってきた時は

「殺す」を選択してやろうかと一瞬マジで思いました。

荒垣先輩のときも思いましたが、キャラクターの死に重みを持たせるつもりなら、
もう少し早く登場させて、少しでも主人公やその他キャラクターとの絡みを描いて欲しい。
いきなり登場したポッと出のキャラが死ぬだの死なないだの言われても……

ぶっちゃけどうでもいい。

何か初めてキタローと意見があった気がするよ。



ストレガの「復讐代行」て結局なによ

ジンいわく、「影時間はペルソナ使いにだけ許された時間」だからそれを利用して…
生計を立ててたってことかなぁ…いくら寿命が残り少ないったって金がないと
それこそ生きていけないし。

ゲーム中では「復讐代行」らしきことをしていたのは一回だけですが、街の噂等を聞いてると
それなりにネットでは有名だったようなので、週一くらいではやってたのかもしれません。

しかし、その一度きりの「復讐代行」で彼らが行った「象徴化した人間を元に戻す」
原理は最後まで明かされませんでした。何気に結構重要な所だと思うんだけどなぁ…。
「P3倶楽部」でもそのことについては一切明かされなかったですし。

うーん、単に「棺の蓋を空けただけ」だったりしたら笑えねーwww



真田兄妹と荒垣はどういう経緯で仲間になったのか

ゲーム開始時点ですでに「仲間」としてSEESにいた真田と荒垣。
彼らは少なくとも2年以上前からペルソナ使いとして覚醒して、タルタロスには登らない
ものの、イレギュラーなシャドウなどを倒す等の活動はしていたらしい。

しかし孤児院出身の真田と荒垣が、どうやって良家の子女が通うような月光館学園に
入学し、美鶴と知り合って共闘することになったかについては一切明かされていません。

…それとも順番が逆なのかな?
5年前にはすでに「ペルソナ使い」として活動していた美鶴が、
偶然象徴化していない真田と荒垣を見つけて仲間として勧誘した、とか。

この辺はフェスで明らかにされることを期待します。



2つの「孤児院」

P3のストーリー上には2つの孤児院が存在します。
 
ひとつは、真田兄妹と荒垣が幼少の頃いた院で、火事で消失したとのこと。
もう一つは、ストレガらが過ごしていた所で、ペルソナ能力を「付与」されるなど、
人体実験にも近いことをされていたようですが。

この2つは果たして同じものなのか。

普通に考えれば違う、となるところですが、そうするとあまりに美鶴と真田・荒垣との
接点がなくなってしまうんですよね…。

違う孤児院だとしても、何らかの「桐条」の関与があるといいな(←願望)



結局主人公は死んだのかそうでないのか

これは確実にフェスで明らかになるところで、一番期待している部分なのですが、
とりあえず今の時点で想像できる「ED後の主人公」を列挙してみたいと思います。

①アイギスの膝枕で死んじゃった
  設定資料集のプロデューサーの「彼の物語は完全に終わってしまった」の言葉から
  真っ先に連想されるのがコレ。私もクリア時は死んだんじゃないかと想像しました。
  私のように「主人公は10年前にすでに死んでいた」と想像した人もいただろうし、
  「1/31に帰ってきたように見えて実はもう死んでいた」と考える人もいるでしょう。

  ただ、この結末だった場合、一部だけ公開されているフェスのデモ映像で
  あまりに順平があっさりしていることにちょっと違和感が残ります。


②死んでないけど昏睡状態
  まあ一番ソフトな感じのする結果。
  初めにペルソナを発動したとき(というか、たぶんタナトスが発現したため)に1週間も
  眠り続けたことを考えると、ニュクスを封印したことでさらに永い眠りに付いた、と。
  いつ目覚めるとも、目覚めないとも限らない眠りというイメージか。

  しかしこの結末だったとしても、やはり順平があまりにあっさり(以下略


③.主人公の存在そのものが消滅
  消滅、というか彼らの記憶から完全に消去された状態になっているという可能性。
  この場合、彼が死んだ場合と眠りについた場合とどちらでもありえるのですが。
  ムービーでも主人公の召還器の存在にアイギス以外が思い当たらなかったこと、
  順平がまるで何事もなかったかのように過ごしているところから想像しました。

  そうなると、記憶が消えたのは主人公自身の意思の可能性もありますね。


④.生きてピンピンしている
  プロデューサーの言葉から推察するに一番ありえなさそうな可能性。
  主人公に感情移入してしまったプレイヤーの、そうであって欲しいと言う願望が
  多分に強く入っている気がしないでもない。


⑤どこか遠いところに転校してしまった
  もしくは「転校してしまった」と思わされている、か。
  ③の予想とほぼ同じですが、存在自体が「なかったもの」にされるのではなく
  「今ここにいないだけ」というだけでもかなり心情的にはソフトな感じ。


と、5つほど列挙してはみましたが、果たしてこのうちのどれかがビンゴなのか、
それとも全く違う展開となるのかは、フェス発売まで楽しみに待っておくことにします。

それにしても、キタローって④の予想以外どれも救いがないなぁ…。




- - - - - - - - - - - -




以上、疑問点とそれに対する予想を列挙してみました。

見直してみると幾月関連がかなり多いですね。
まあ彼はある意味この事件の首謀者で、すべての謎はほぼ彼に集約している
言っても過言ではないのに、それなのにその彼が

結局意味不明のことを口走って勝手に死んでしまったわけで。

結果として彼に疑問が集約するのは当然の帰結かと。

フェスでは「人工島計画書」の代わりに「幾月の日記」とか置いてくれないかなぁ…。


微妙に愚痴っぽくなりましたが、別に私はP3事態に不満があるわけじゃないんです。
ただ、あからさまに描写不足なところとか説明のないところが多すぎて、
「これは製作段階で相当量のシナリオを削ったんだろうな…」と感じたわけで。


だからこそフェスでこれらの疑問点が明らかになることを期待しています。


それでは。




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