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写真集を買った [フィルムで撮った日]
New York City, 1974
こういう写真を貼ると一気にブログの雰囲気が変わりますね。当たり前ですが、これ私が撮った写真ではありません。Elliott Erwittさんという方の作品です。
この方を知ったきっかけはTHE PHOTOGRAPHY BOOKという、厚さ4cmくらいの分厚い本。世界中の500人の写真家が500ページ、すなわち一人に1ページづつ、その作品とプロフィールが「英語で」掲載されています。
- 作者: Phaidon Press
- 出版社/メーカー: Phaidon Inc Ltd
- 発売日: 2005/05/15
- メディア: ペーパーバック
この本は、私がよく拝見しているbluemagicさんのブログで紹介してもらって購入したのですが、これが実に実に素晴らしい写真集で、このところ常に布団のそばに置いてあります。寝る前とかに何度も見返していますが全然飽きません。そんなに高い本ではないので、皆さんにもオススメしやすいです。
写真集ったら、おネエちゃんの「水着やヌード」しか見たこと無いような俗な私でも、以前に何処かで見た憶えのある有名な写真が数多くありました。スナップ、ポートレート、ヌード、コマーシャルフォト。悲惨な戦争の写真を数多く含む、衝撃の瞬間をとらえた報道写真の数々。ありとあらゆるジャンルの写真が、カメラマンの名前によりアルファベット順で無造作に並べられていきます。
Elliott Erwittさんは、かのRobert Capaらが創設したマグナム・フォトのメンバー。上記の本に掲載されていた先程の犬の写真がとても面白く、ちょっとネットで検索を掛けたら、まあいろいろ引っ掛かること。相当有名な写真家さんだったようですね。
以下のリンク先は、これまたbluemagicさんが探し出されたところです。Flash形式ですが、なかなか多くの写真を網羅していると思いますよ。興味がある方は是非。
Elliott Erwitt（日本語サイト）
http://www.elliotterwitt.com/lang/ja/index.html
New York, 1981
Guanajuato, Mexico, 1957
Marilyn Monroe, New York, 1956
イメージ検索で出てくる出てくる数々の写真。ニヤニヤしてしまったり、プッと笑ってしまったり、はっと息を飲むような素敵な写真もあります。私にはとてもこんな写真は撮れないけど、この人の写真は見ているだけで楽しい。このElliott Erwittさんの、ちょっぴりシニカルで、とてもユーモラスでウィットで、かつユニークな作風に、一発でファンになってしまいました。
てなワケでこちらの写真集も追加購入 ^^
- 作者: Elliott Erwitt
- 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc
- 発売日: 1988/11
- メディア: ハードカバー
California, 1955
いくつも写真集が出ていて、正直どれを買っていいか悩みました。そんな中、なぜこれを選んだかと言うと、この本の表紙の写真が、私が以前よく聴いていた、こちらのグループの「ジャケ写」に使われていたのを、そこで初めて知ったからです。何か探し当てた様な気がして、そのときは身体が熱くなりました。音楽と写真は切り離せないモノですね。これを聴いたことのない方、こちらも強くオススメしますよ。癒し系アコースティックです。
- アーティスト: Fairground Attraction
- 出版社/メーカー: Rca
- 発売日: 1993/05/01
- メディア: CD
それにしても、英語が分かったらもっと面白いんだろうなあ…
洋書を買ったのは、工業デザイナーに憧れた中学時代に、かのルイジ・コラーニのデザイン本を手にして以来のこと、本当に久しぶりでした。当時、内容が分からずデザイン画や写真ばかり眺めていましたが、大人になった今でもあの頃と何ひとつ変わっていません。嗚呼、何故もっと英語を勉強しておかなかったのか（笑）。この世界中の先人たちのお手本、素晴らしい写真の数々、とても楽しんでいるつもりですが、洋書であるこの本たちを、実際のところ「本当は」どれくらい理解できているのか甚だ疑問であります。
まあ、本人が楽しきゃいいか ^^;
Facebook コメント
ごあいさつ
歌って踊れるWebデザイナー、見た目は若いが心も子供、ドラマーPennyのブログです。最近カメラや写真の話ばっかりですが皆さんよろしくお願いします。
素敵な写真ですね。こんな感じの写真が撮れたら
もっと写真撮影が楽しいのだろうな～と感じます。
僕もこの写真集に興味が出てきました。
by T3 (2007-03-17 20:00)
私には、表現できない世界です。^^;
by らっこ (2007-03-17 20:40)
ホント、すてきな写真ばかりですね。
こんなのが撮れる様になると、
お金がもらえるようになるんですね(^^;
by いとお (2007-03-17 21:28)
こんな素敵な写真が撮りたい！！
すごく良いですね。
明日、本屋へGO！です♪
by (2007-03-17 21:36)
どうやって撮ったのだろう？
と考えるだけでも楽しいですね ^^
by ふかぴょん (2007-03-17 21:42)
これはすごい写真集ですね！
本当にすごい・・・
by ハイマン (2007-03-17 21:50)
マグナム・フォトの９．１１の写真集、もっています。＾＾
by (2007-03-17 22:15)
こんばんは・・・
本当に素敵な写真集ですね・・・ ! !
わたしも Elliott Erwitt 氏の写真集持っています♪
因みに、Robert Capa 氏が Nikon カメラで戦場写真を配信して Nikon が世界的な知られるようになったのでしたね・・違ったかな ! ?
by あら!みてたのね (2007-03-17 22:16)
素敵な写真ばかりですね＾＾
撮ってみたくても、私には次元が違い過ぎますね＾＾；
最近買った写真集、昆虫写真家のものです（笑）
by みね (2007-03-17 23:06)
流石に素晴らしい表現力ですよね～、一体何階調出ているのでしょうね
by 暇なフォトグラファー (2007-03-17 23:13)
Elliott Erwittは私も大好きな写真家です。
ここぞというタイミングでの一瞬を捉え、また見過ごしてしまいそうな風景にユーモアを見出すことのできる希有な写真家だと思います。
フルマニュアルのカメラであの一瞬をものにするのですから、この時代のカメラマンの技術は並はずれているように思います。
by NeoN (2007-03-17 23:18)
「The Photography Book」は本当に何度見ても新しい発見がありますよね。いろんなジャンルの写真が掲載されているので、自分が興味がない（普段は目を向けない）写真も必ず目に入ってきて、それが視野を広げてくれたり、普段は考えないようなことを考えさせられたり。
英語といっても、各ページ 10 行くらいですから、気になった人のところは辞書片手に読んでみてください。興味深いことが書いてあるところもありますから。
by bluemagic (2007-03-18 02:23)
おはようございます・・
確かに素晴らしい写真です・・いくつかは見たことありましたが
写真家は知りませんでした。こんど本屋で・・
by (2007-03-18 09:24)
偶然にも、私も先週「Henri Bresson」の洋書を衝動買い！
カメラの性能云々たれるより、「瞬間を見逃さない」ことが大切。。。猛省。。
by MIYA (2007-03-18 13:42)
こんばんは。
やはり・・・
視点が違う気がしますね。
気がつかない瞬間を捉えています。
by BPノスタルジックカーショー (2007-03-18 18:06)
pennyさん、モノクロ好きですねー!
出ましたねー、マグナム!!
私は創設メンバーのアンリ・カルティエ＝ブレッソンが好きです。
彼の言葉にシンクロして写真を楽しむようになりました。
私がモノクロ写真の匂いに敏感なのは、そのせいだと思います。
by JJ-LIFEADD9 (2007-03-18 21:56)
うはは、これは面白い写真の数々ですね！
とても憧れちゃいます。
by みつなり (2007-03-18 23:35)
この写真集は良いですねー。
時々気に入った写真を切り抜いて、部屋に貼って飾っておくんですが、全ページ切り抜いちゃいそうです。(^_^;;
by ジョルノ (2007-03-19 00:26)
皆さん、niceとコメントありがとうございます。
自分が撮った写真でもない記事にコメント頂いて恐縮です ^^
# メガネ君さん
きっと手にされたら、夢中になられると思いますよ。
# らっこさん
らっこさんの時折拝見するスナップは大好きですよ ^^
# いとおさん
現実的ですね ^^
私はお金がもらえなくてもこういう写真撮れるようになりたいです♪
# smoto2さん
オススメいたします。お買いになられたらレポートを是非。
# ふかぴょんさん
一番気になるところですね。明らかに作られたシチュエーションは別ですが、犬の写真とか、その瞬間で撮ってるのだとしたら、技術云々の前に相当被写体にも恵まれた方だと思ってしまいます^^
# ハイマンさん
何ですかね、観ているだけで心が豊かになるような気がします。
# こうちゃんさん
うう、それは見てみたい！！
# あら!みてたのねさん
Nikonのカメラを一躍有名にしたのは、確かそれがキッカケだったと思います。
# みねさん
いやいや、昆虫の瞬間を捕らえるのも、ものすごい技術だと思います ^^
# 暇なフォトグラファーさん
モノクロをもっと頑張ってみようと思いました ^^
# NeoNさん
この方に影響を受けた写真家の人は多きっといでしょうね。
フルマニュアルか…、FM3aの絞り優先やめてみるかな…^^;
# bluemagicさん
素敵な本を紹介して頂いてありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
＞英語といっても・・・
はい、頑張ります ^^;
# イチローさん
私も大型書籍店に通い始めています ^^
# MIYAさん
Henri Bressonがお好きなんですね、今度本屋で見てみます。
＞「瞬間を見逃さない」こと・・・
まさしくその通りだと思います。私も猛省中 ^^
# BPノスタルジックカーショーさん
技術とセンスが手の届かないような高次元にある気がします。
# TOUさん
TOUさんのモノクロ写真大好きですよ。
どんどんやってください ^^
# みつなりさん
本当に楽しい写真家さんですよ、本屋さんで見かけたら是非。
# ジョルノ飛曹長さん
読んでるとパリパリノリの音がしています。この手の洋書は装丁がチャチいので、全部切り離せることウケ合いです ^^
# かのとさん
# PhotoManiacsさん
# ちむさん
ご訪問＆niceありがとうございます！
by penny (2007-03-19 18:09)
流石にいいですねー
by RangerMaeda (2007-03-20 11:36)
# Rangerさん
もう、最高です ^^
by penny (2007-03-20 20:58)
はじめまして。
Elliott Erwitt並のカメラアイか？と思わせる写真家が日本にも出てきましたね。
今年の木村伊兵衛賞を受賞した、梅 佳代さんですが、彼女の受賞作の『うめめ』を見ているとElliott Erwittライクなシニカルでとても真似できない視点を感じました。書店で一度手にされることをお勧めします。
by imhotep (2007-03-21 00:30)
そうそう。ご紹介ありがとうございました。
おかげで、メガネ君さんとイチローさんが私のブログにきてくださいました。
あ、imhotep さんを発見！笑
「うめめ」立ち読みしました。その頃は Elliott Erwitt を知らなかったのですが、今思うとなるほど、imhotep さんの言うことがわかる気がします。
by bluemagic (2007-03-21 08:13)
# imhotepさん
はじめまして、ご訪問ありがとうございます。
「うめめ」実は気になっておりました ^^
大きな書店に行ったときにでも見てみようと思っています。
# bluemagicさん
いえいえ、こちらこそありがとうございます。
by penny (2007-03-25 23:05)