その男、副署長3・第10話(最終回) [その男、副署長]
「殺人犯は人間でいることをやめた生きもんなんだからよ」
「人はな、一生 悪人でいることなんかできないんだよ。いつか、本当の後悔が始まるんだ」
「死んだ人っていうのは、生きる人間の支えになってくれるんですよね。それだけは、どんなに凶悪な殺人者だって奪えません。犯罪はあなた方の人生をすべて奪えるわけじゃないんです」
テレビ朝日/2009年12月17日放送
【脚本】櫻井武晴
その男、副署長3・第3話 [その男、副署長]
「人生につまずいた時、とんでもねえ方向に恨みを向ける人間は、いくらでもいるぜ」
「ガキがいちばん喜ぶのは、自分のイタズラで世間が騒ぐこと。世間が騒げば、別のガキがイタズラを真似する。時には、無視するのもオレたち(記者)の仕事だ」
テレビ朝日/2009年10月29日放送
【脚本】岩下悠子
その男、副署長3・第1話(2時間スペシャル) [その男、副署長]
「これからもずっと苦しみ続けるであろうこの2人に、一言の謝罪で済ませてはならない。せめて、彼らが苦しんだ20年と同じだけ、警察も苦しまなければならない」
「2人の涙を思うと、本当に胸が痛むわ。でも、そんな一握りの涙で、警察は前が見えなくなってはいけない。あたしはそう思います」
「この世に悲劇は2つしかないのかもしれない。力のある悲劇と、力のない悲劇だ。(中略) もしあの時、警察に真犯人を捕まえる力があったら。もしあの時、警察に真実を握りつぶす力がなかったら・・・」
「私がこれからも生きるには、恨む人間が必要なのです」
テレビ朝日/2009年10月15日放送
【脚本】櫻井武晴
その男、副署長 ~京都河原町署事件ファイル~2・第4話 [その男、副署長]
「犯人は、モンスターだから犯罪に手を染めるんじゃないんです。人間だから、罪を犯すんですよ」
「犯罪者が(犯した)罪から目を上げた時、向かい合った人間が彼らの更生を信じたとしたら・・・。信じれば、必ず心が通じます。通じれば、そこから何かが始まります」
「逮捕は制裁の始まりじゃない。犯罪者の更生への第一歩だ」
テレビ朝日/2008年7月24日放送
【脚本】塩田千種
その男、副署長 ~京都河原町署事件ファイル~2・第3話 [その男、副署長]
「自分の言葉に責任を持たねえ連中や、名前を名乗りもしないで他人を攻撃する連中が、あまりにも多すぎるよ」
「あんたの怒りをオレに代弁させんな。訴えたいことがあるんだったら、自分でペンを取れ」
テレビ朝日/2008年7月17日放送
【脚本】岩下悠子
その男、副署長 ~京都河原町署事件ファイル~2・第2話 [その男、副署長]
「正義になあ、大人も子供もねえんだよ」
「人って、誰でも殺人犯になる可能性あるんじゃないかな。殺さないでいられるのは、たぶん・・・ラッキーなことなのよ」
テレビ朝日/2008年7月10日放送
【脚本】塩田千種
その男、副署長 ~京都河原町署事件ファイル~2・第1話(スタートスペシャル) [その男、副署長]
「トップを目指すの、大いに結構ですがねえ、上だけ見てていいんすか」
「加害者っていうのは、弱い人間なんです。弱い者が、自分の弱さに負けて凶行に走る。弱い連中の心の悲鳴、それが犯罪なんです。その声に耳を傾ければ、次の犯罪は防止できる」
「子供はアドバルーン。好きなように大空を泳がせてやればいい。親はその重しでいい」
テレビ朝日/2008年7月3日放送
【脚本】塩田千種
その男、副署長 ~京都河原町署事件ファイル~・第8話(最終回) [その男、副署長]
「やけ酒を飲むなって言ってんだよ。飲むんだったら、希望の酒を飲め」
「警察の怠慢、暴走を正すのが、おまえたち(マスコミ)の仕事じゃないのか。そのおまえが、犯人探しなんていう暴走をしてどうするんだよ」
テレビ朝日/2007年6月14日放送
【脚本】櫻井武晴
その男、副署長 ~京都河原町署事件ファイル~・第7話 [その男、副署長]
「目に見える成果だけを追いかけてたら、人間は大事なものを見失っちまう」
「人間、追い詰められたら、もろいもんだ。心なんか、簡単に壊れちまう。でもな、ここを乗り切れば、必ず明日が見えてくる」
テレビ朝日/2007年6月7日放送
【脚本】塩田千種