ハゲタカ・第5話(最終回) [ハゲタカ(NHK)]
「たしかに世の中の99.9%は金で決まる。金でほとんどのことが解決する。だけど、残りの0.1%――こればっかりは、そうもいかない。(中略) その0.1%が、時にはすべてを変えることができる」
NHK/2007年3月24日放送
【脚本】林宏司/【原作】真山仁
ハゲタカ・第4話 [ハゲタカ(NHK)]
「IT(企業)の連中には、意外にも神頼みをするやつが多いと聞いたことがある。自分たちの仕事が運良く時流に乗っただけの虚業だと、本能的に感づいている――。だから、神頼みになる」
「伝統は守るべきものだと思ってたが、いつの間にか、壊すべきものになってしまった。いつから伝統の価値は、こんなに低くなったんだろう」
NHK/2007年3月17日放送
【脚本】林宏司/【原作】真山仁
ハゲタカ・第3話 [ハゲタカ(NHK)]
「ある程度、血を流すことは必要です」
「塚本も、きみも、その流した血を汲み取ってやれるのか」
「やり直したいのなら、何もやらないことだよ」
NHK/2007年3月10日放送
【脚本】林宏司/【原作】真山仁
ハゲタカ・第2話 [ハゲタカ(NHK)]
「どんな業種だってな、大なり小なり、やましいことや、自己嫌悪で胸の奥がヒリヒリするようなことがあるさ。その胸の疼きを、場末の居酒屋の生ビールで流し込んで、忘れたフリするのが、働くってことなんじゃないのか」
「人生の折り返し地点はとっくに過ぎています。ですが、残りの人生、自分に言い訳しながら生きて行くには、長すぎます」
「カッコええな。おまえは、いつもカッコええ。・・・だから、ダメなんだ」
NHK/2007年3月3日放送
【脚本】林宏司/【原作】真山仁