SSブログ

二度目の転職 - その5 - 職務経歴書の失敗(1) [転職]

ある年の1月中旬、ある人材バンクの紹介(以下人材バンクBと呼ぶ)で本命企業が現れ、自分の気持ちも完全にそちらへ向いてきた。
大手人材バンク(以下大手人材バンクAと呼ぶ)から紹介された3社も、とりあえずは書類選考の返事もないのでそのままにしておいた。

初めての転職のときにも書いたが、中途採用に応募する場合、履歴書の他に職務経歴書というものが必要になる。職務経歴書とは、自分がそれまで勤務していた会社において、どういう仕事をどういうポジションで行なっていたかというものだ。前回の転職では、大手人材バンクAの系列から発行されている技術者向け転職情報誌にあった見本を参考にしたが、今回はその電子ファイルに次の会社の分を加筆する形で作成した。書いた内容は、大きくは以下2点。
- 自分の所属部署、その規模、自分の担当業務
- これまで担当してきた仕事内容
これを担当したプロジェクト毎に時系列で記述した。書式は自由なので、複数の職種を担当してきているならその種類毎にまとめて書いてもかまわないだろう。私はずっと同じような職場で同じような仕事をしていたので、時系列で書いた。
見本を見ながらやってきたことを淡々と、並べて書いた。電子ファイルなので、応募した企業すべて同じ内容である。

人材バンクBを通じて本命企業に書類を提出してからしばらくして、大手Aを通じで書類を送っていた自動車メーカのひとつから書類審査通過とその後の面接の案内が来た。(この時点ではまだ先方企業には匿名のままで大手Aが間に入り仲介)
ただし、この案内が妙で、面接の日時から採用内定に至った場合の入社手続きの日程まで一気に提示してきた。入社日まではさすがに話し合ってということになっていたが、相当早いペースであり、日程通りだと1ヵ月後には意思表明をしなければならない。本命企業と話がうまく進んでいけば、間違いなくその途中で意思表明しなければならないタイミングがやってくるし、内定をもらったとしても断ることになるだろう。応募した4社のうち、自分の中での優先順位では4番目の会社だったこともあり、その時点では断ることにした。半年くらい前から継続的に募集をかけているところなので、今回見送っても次がないわけではないだろうし。

2月に入ったころだろうか、本命企業から回答があったと人材バンクBから連絡があった。
「今回の採用は見送る」
というものだ。
自分のそれまでのキャリアは、経験年数から考えても相応のレベルだと思って、少なくとも面接までは行けると考えていただけに、はっきり言ってかなりのショックだった。
敗因は、提出した職務経歴書にあった。完全に失敗してしまったのである。

詳しくは次の機会に。

 

 次回予告;上司の話


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

JAL 日本航空 特便割引

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。