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(5)オープンスカイ テストフライトツアー 大空満喫の最終日。富士山に向かってビッグフライト [八谷和彦]

9月24日(日)、快晴。
早朝、八谷さんの「気球に乗りたい人は7時までに来て」という声で目が覚めます。
飛び起きたままろくに顔も洗わず外へ走り出ると、オレンジ色の朝日を浴びながら巨大な風船が空に浮かんでいました。




■もっと早起きした編集者が撮影した富士山からの日の出



同じ宿に宿泊していた別のツアーの方の企画だったのですが、なんと、八谷さんの交渉のおかげで私たちが乗ることができました!
人数が多いので、頭割りでひとり1000円と割安なのも貧乏な私にとってはありがたい!


順番に籠に乗り込むと、エレベーターのように静かに上昇。
人がマッチ棒ほどの大きさに見える高さまで来ると、おじさんの合図で「やっほー」と合唱しました。自分の影に向かって手を振ります。下にいる人たちが手を振り返してくれました。






昨日とうってかわって風の調子がいいので、朝食の後、さっそくフライト開始の準備です。
風向きが昨日とは違うため、飛ぶ角度を変えると、正面には、筋肉質の山肌を見せるセクシーな富士山が見えます。





昨日のフライトはもちろん感激だったけれど、今日は高さも飛行距離もぐっと伸び、風にフワリと乗っている感じです!
3本飛んだけれども、どれもすばらしいフライト!
私は滑走路脇の草原に座ってフライトを見学しました。ちょうど目の前で、機体がもっとも高く浮き上がるベストポジション。







ここでなんと、パイロット交代!“ファーストさん”初挑戦。八谷さん以外のパイロットがM-02に乗るのは初の試みです!





1回目は滑走だけの予定だったのに、フワリと浮かび、高度を平行に保って美しく飛んだ。





着陸後「これいいー!」との歓声が風に乗って聞こえてくる。
「気持ちいい!」


その声を耳にした八谷さんは、TV(フジテレビ 日曜22:00「スタメン」の取材)インタビューに対して「何度も乗ってる僕には出ない声。初心を思い出す」とコメントしていました。


2本目は滑走したまま右方向へそれて、そのままアヤヤヤ、我々のほうへ飛び込んできた。慌ててうしろへ飛び下がります。
前のほうでビデオを撮っていたスタッフは逃げ遅れて地面に伏せた。あわや大惨事!?
“ファーストさん”曰く「飛ばないように押さえていました」。ブレーキがかかった状態で滑走した模様です。





3本目のフライトは美しく「人が飛んでるの見てると自分も飛びたくなった」と八谷さん。


ここで再びパイロット交代。


八谷さん、本日4本目目のフライトは初代パイロットの意地を見せ、高度・飛距離ともに過去最高。着地するかと思いきや再び浮上して着地。拍手が沸き起こる。
5本目、さらにベスト記録を更新。







二日目フライト動画-01

二日目フライト動画-02

二日目フライト動画-03


天候や風の調子がよいため、“セカンドさん”にパイロット交代し、滑走のみ行いました。





ここでランチタイム休憩。三々五々食堂へ人が集まっていきます。
私も例に漏れず、食堂へ向かいました。
八谷さんたちフライトスタッフは、M-02のそばでカレーを食べて、テストを続行。


食堂を出ると、さっきM-02があった位置に別の白い物体が見えます。
近づくと、白いハンググライダー。私たちが食堂でカレーを食べている間に着陸したそう。
悔しい! 「降り立つ瞬間に立ち会いたかったね」とカレー仲間と地団駄ふみました(^^;


「M-02」は、着陸のときに車輪の軸がずれてしまったのだそうで、タイヤを交換中です。
暇をもてあました航空マニアの面々はハンググライダーのまわりに集まり、にわか講習会が始まりました。
20年以上飛び続けているという鳥人は、質問攻めの対象に。

Q重さはどれくらいですか?
Aこれは34.5キロ。パラシュートやハーネスを入れて10キロ、僕70キロ。ぜんぶで100キロ以上だね。
Qどのくらい飛んでいられるの?
A上昇気流にうまく乗れたら延々と。今日も3時間くらい乗っている人もいる。僕は1時間くらい飛んで降りてきた。
Qスピードはどのくらい?
A時速100kmくらい。遅くても30km。

質問の嵐の後、鳥人の粋な計らいで、簡易ハンググライダーを扱わせてくれることに。

専用スーツを着込んで、ベテラン二人に両脇を支えてもらいながら斜面を走ります。
途中で持ち手を変えたりするのがなかなか難しいよう。
つまずいて転んだりと鳥人までの道のりは遠そうでしたが、なかにはうまくいっておしりが浮き上がる感覚を味わった人もいました。

6人終了したところでM-02が復活。7番目だった私は体験できず……。
またも地団駄を踏む。くーー!!


フライト再開。パイロットは“ファーストさん”。
ファーストさんの4本目は7~8mくらいの高度があったものの、鈍い音を立ててほぼ垂直に着地・・・。
再び軸がずれたためフライト中止に、、、残念。

でも、このあと私達にはとっておきのお楽しみが待っていました。
お楽しみは何かって? それは次回にお教えします。

http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-10-30


2006-10-30 18:42  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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