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趣味は「自分が成長できること」 [桑原慶]

■過去記事
・フットサルカフェ「KEL」訪問
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-06-05
・会社を辞めてから
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-06-07
・フットサルカフェ「KEL」ができるまで
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-06-09
・KELについて
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-06-12



実は、約1年前に別の媒体で桑原さんを取材したことがある。
今回再びお会いして、「顔が変わった」と感じた。
もちろん、1年で顔の造作が変わるわけはない。“顔つき”や“表情”が変わったのだ。





前回は、KELがオープンしてようやく1年というところで、“おぼれそうになりながら泳いでいる”とご自分でも話していた。
「店の経営状態は、一年前とそう変わっていませんよ」と笑うが
その笑顔のなかに強さがある。


「課題は変わっていないとけれど、1年前はそれを“うわー大変だ”と思ってたました。今は“やりがいがある”と感じるようになったんですよね。
会社は、良くも悪くも自分自身。表現はできた、でも数字的な結果が伴わない、となれば自分のせいですから。資金繰りのためだけに働く、という状況は変えたいんです。それには自分がしっかりした経営者にならないといけない。
だから最近は、店をスタッフに任せて、経営についてより深く勉強していますね。自分にとって有意義な時間を過ごすことが毎日の仕事だと思っています。頭の中は常にオンの状態。自分が成長できることすべてが、今の“趣味”みたいなものです」。






今は、“自分自身を育てる人たち”と多く接している。そういうなかにいると、必要なときに自然に情報が入ってきたり、人とのつながりができる、と桑原さんは語ったが、彼のアンテナがあらゆる方向に伸びているからだろう。人との食事も情報を得られる場として大切にしているし、ときにはコンビニでギャル雑誌を立ち読みして情報を得ることもあるという。


ただ、彼は決してその情報に流されることはない。
「ダサいことはイヤなんです」と、取材中何度も繰り返したが、それは彼のスタンスそのものだろう。


“ダサいこと”を嫌う人は当然多い。
ただ、その内容は漠然としていて、非常に感覚的なものだったりする。
でも、桑原さんは違う。


「デザインセンスとか、洋服のセンスとか悪いとか、そういうことをいうつもりはないんです。自分から発信し続けていれば、いつかそれが形やポリシーになるときがくるから。
だけど、情報を咀嚼できずに、そのまま鵜呑みにしてしまう、例えば流行っているものを取り入れていないと不安でしょうがないというような姿勢を“ダサい”と感じるし、“自分はそうありたくない”と思うんです」






カフェの立ち上げ、イベントの企画、ウールシュポルトへの企画提案、さまざまなことを行っていく際に「自分なりに“カッコイイと思えるもの”を持っていたことは強みだった」という。
何度もつまづいたら、なにかに頼りたくなってしまうものだが、頼るべきものが“自分自身の価値観”だったのだ。


将来や、周囲の評価が見えないなかで、“自分がカッコイイと思えるもの”を、流行に流されずに貫いてきた。そして形になっている。
その姿勢が、今の印象を作っているのだろう。
その人の生き方は、顔にしっかりと刻まれていく、という言葉がリアリティを持って浮かび上がった。


2006-06-14 15:12  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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むらっち

東陽町のフットサル場には何回か行ったことがあります。おしゃれなカフェやショップだと思いました。でも、更衣室が狭くてシャワーが2つしかなく、汗をかいた状態で待たなくてはなりません。カフェもいいけど、まずフットサルの機能を充実すべきではないでしょうか。グラウンドへの通路も狭くて、中を横切ると邪魔だし改善の余地大有りです。フットサルが終わったあとすっきりしないと、カフェに入る気もおきませんよ。
by むらっち (2006-07-08 10:15) 

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