PINK/PINK [ジャケ撮]
もう1つ、良く聴く85年モノを!
前年、エピック・ソニーでのプレ・デビューを経て、
85年にアルファ・ムーンより本格デビューをしたPINK!
そのPINKのファースト・アルバム「PINK」
元ビブラトーンズの3人(福岡ユタカ、ホッピー神山、矢壁アツノブ)を中心に結成され、
メンバー全員が、名うてのスタジオ・ミュージシャンでもあったPINKですが、
6人が凄~く個性を主張しつつも、それらの力が融合し、作り出された世界は、
ちゃんとバンドとしてのまとまりもあり、
ファースト・アルバムから、凄い完成度
邦楽とは思えぬクオリティ
自分の中で、「こんな要素を備えていて欲しい」と思う殆どが詰まったこのアルバムを、
初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。
メンバー6人だけでも充分なのに、ゲストにヴォイス(コーラス)で吉田美奈子が参加してます。
後の作品でも吉田美奈子は、PINKのイメージ作りに大いに貢献してくれました。
どの曲も詞が幻想的な世界のため、
聴く側それぞれの、想像力から生まれる風景が、頭の中に浮かび上がります。
その詞がメロディーやアレンジとマッチし、独特のPINKワールドが出来上がっています。
このアルバム、ラストの「人体星月夜Ⅱ」が一番好きな曲ですが、
途中から入る吉田美奈子ヴォイスが、ちょっと感動モノです!
今回でPINKの記事は2回目ですが、
名盤、名曲の宝庫なので、機会を見つけて紹介していきたいのですが、
現在PINKのCDは、入手がかなり困難な状況のようです…。
1985年は、PINK、PSY・Sの本格デビューにより、
YMO散開後、新たに追いかけるアーチスト達と出会えたという意味では、
自分にとって重要な年になりました。
コメント 0