そこまでやる…!肉まんの原料は「段ボール」 [中国事情]
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/64618/
----- 引用 -----
高まるばかりの中国産の食品や医薬品に対する懸念。中国当局は、国際社会からの信頼を取り戻そうと躍起だ。
10日には、新薬承認でわいろを受け取ったとして、国家食品薬品監督管理局の鄭篠萸(ていしょうゆ)元局長(62)の死刑を異例の早さで執行、信頼回復に向け“一罰百戒(いちばつひゃっかい)”で臨む厳しい姿勢を示した。しかし、翌日には再び懸念が高まる事案が発覚した。
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北京テレビは11日、北京市朝陽区のヤミ食品工場が、豚肉ミンチに古い段ボールを溶かしたものを加えてつくったあんで肉まんを製造していたと伝えた。
北京市民からは「もう街角で、肉まんは食べられない」との声が上がっている。
日本では、北海道苫小牧市の食肉販売加工会社「ミートホープ」の食肉偽装事件が問題になったが、中国のニセ食品は、肉ではなく、段ボールを原料として使用していたのだ。
北京テレビの記者が、ヤミ食品工場に潜入取材し、その実態を生々しい映像とともに報道した。ヤミ工場関係者の説明によると、古い段ボールを水酸化ナトリウムに浸し、溶かしたあと、40%の豚肉とネギをまぜ、豚肉味の香料など調味料で味付け、肉まんにして毎朝街角で売っていた。
色といい、食感といい、本物との見分けはつかず、このヤミ工場では、毎日1000元(約1万6000円)分前後の肉まんを売りさばいていたという。関係者によると、全国の肉まんヤミ工場が、このニセ肉まんの作り方を知っているとされる。
中国では昨今、豚の感染症が流行したうえ、世界的なトウモロコシの値上げで豚の飼料が高騰し、養豚をやめる農家が激増、豚肉不足に陥り、豚肉価格が高騰していた。
そのため、病死した豚の肉や水を注入した「水増し豚肉」が市場に普段より多く出回っていることに注意が喚起されていた。しかし、段ボールを混ぜていたケースが発覚したのは、初めて。
中国ではこれまでに、革靴から抽出した人工タンパク質入りニセ牛乳や、毛髪から抽出した人工アミノ酸から作ったニセしょうゆなどの存在も明らかになっている。
(北京 福島香織)
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-----引用終わり-----
「ミートホープ」がかわいく見えてしまうこの事件
さすが中国
気合の入り方が違います
肉ですらないものを
食品ですらないものを混ぜ合わせ
コスト削減に走るその姿
自分が食べないから何でもしてやるよ感がして
中国の等身大の姿で表現しているのだと思います
日本人にはこの発想はできまい
中国人の偽善(ウソ) 台湾人の怨念(ウラミ)―日本が選ぶ賢明な道
- 作者: 黄 文雄
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1996/06
- メディア: 新書
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